MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

満開の桜のトンネル、薄重ね大島、山桜など

2015年04月01日 | あらかると

朝から曇り空で午後遅くからは雨も降る生憎の天気だったが、
近隣の桜を撮りにポタリングした。

満開となった染井吉野の大木は圧巻だった。
曇っていたため写真的なクオリティは良くないが、
大木が花に包まれている姿は見事なのである。


別の場所では「ウスガサネオオシマ」の名札がついている桜を発見。
初めて見る桜だったためネットなどで調べると、
花弁が5枚から10枚の半八重と言うことだった。
まだ開花を始めたばかりで10輪ほどしか咲いてなかったが、
撮ってきた写真の花弁の数は殆どが5枚だったため、
満開の頃を見計らって再調査の予定。


次は様々な山桜系の桜で、
それぞれに名前がつけられているであろうが、
その名を正確に知るためには、
花のつき方や額筒、花序(花のつき方)、額片の鋸歯の有無、
花弁の数や形、花軸の長短、葉の形や特徴などなどを比較検討しなければならず、
今回は単に山桜として紹介します。

山桜1
花弁や蕾、額筒の紅色が特徴的。


山桜2
花軸が短く枝の先端に密集して咲く。額筒が緑。


山桜3
花径がやや小さく、花軸は長めで咲き方は散形花序(花軸の先端から数輪咲く)で、
その数が2輪と言う特徴があった。


山桜4
花の周期に花の中心部が紅色に変化する(化粧桜ともいう)


前回訪問した新宿御苑の桜は、桜の研究者によって名前が解明され、
名札もついていて解りやすいが、
それでも全ての種類の桜があるわけではない。

巻頭の写真は市立松戸高校前の桜のトンネル。
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