朝から曇り空で午後遅くからは雨も降る生憎の天気だったが、
近隣の桜を撮りにポタリングした。
満開となった染井吉野の大木は圧巻だった。
曇っていたため写真的なクオリティは良くないが、
大木が花に包まれている姿は見事なのである。
別の場所では「ウスガサネオオシマ」の名札がついている桜を発見。
初めて見る桜だったためネットなどで調べると、
花弁が5枚から10枚の半八重と言うことだった。
まだ開花を始めたばかりで10輪ほどしか咲いてなかったが、
撮ってきた写真の花弁の数は殆どが5枚だったため、
満開の頃を見計らって再調査の予定。
次は様々な山桜系の桜で、
それぞれに名前がつけられているであろうが、
その名を正確に知るためには、
花のつき方や額筒、花序(花のつき方)、額片の鋸歯の有無、
花弁の数や形、花軸の長短、葉の形や特徴などなどを比較検討しなければならず、
今回は単に山桜として紹介します。
山桜1
花弁や蕾、額筒の紅色が特徴的。
山桜2
花軸が短く枝の先端に密集して咲く。額筒が緑。
山桜3
花径がやや小さく、花軸は長めで咲き方は散形花序(花軸の先端から数輪咲く)で、
その数が2輪と言う特徴があった。
山桜4
花の周期に花の中心部が紅色に変化する(化粧桜ともいう)
前回訪問した新宿御苑の桜は、桜の研究者によって名前が解明され、
名札もついていて解りやすいが、
それでも全ての種類の桜があるわけではない。
巻頭の写真は市立松戸高校前の桜のトンネル。