今年の桜は天候に恵まれず、
3日から5日までの日照時間はゼロ(都心)で、
今朝は晴れたものの桜はすでに散りを急いでいる。
週間天気予報に寄ると今週一杯は曇りや雨の日が多く、
12日の日曜に晴れの予報があるだけとなっている。
久し振りに晴れたのであちこちをポタリング。
まずは「ツマキチョウ」を探しに「大町公園」へ。
ツマキチョウらしき蝶を何頭か見かけたが、
繁殖行動に余念がなく、なかなか止まらないし近くにも来ない。
それらしき蝶が撮れたものの、
翅の端が黄色ではなくツマキチョウとの判断が出来なかった。
が・・・
PCで拡大して確認した結果「ツマキチョウの雌」と判明した。
公園内では様々な野草や樹木の花が咲き始めていた。
「接骨木(ニワトコ)の花が開花」
花芽の付いたのを確認したのは3月上旬であるから、
約1ヶ月掛っての開花となった。
「藪田平子(ヤブタビラコ)」
これまでにも見ていた名も知らない花だったが、
調べてみて初めてこの花の名を知ることが出来た。
「三葉木通(ミツバアケビ)開花」
3月末には咲き始めていたが、手元に引き寄せられる場所にも咲き始めた。
右上の開いている花が雌花で数本見えているのが雌蕊で、
雌花の下に十数個付いているのが雄花。
「桃葉珊瑚(アオキ)開花」
アオキには斑入りなど幾種類かあるようで、
直ぐ近くにあったアオキにはまだ赤い実が生っており、
花芽も見られなかった。
「伊呂波紅葉(イロハモミジ)開花」
全体的にはまだ蕾が多く、一群に1~2個程度咲いているだけだった。
柔らかな葉と茎と花は、
まもなく「萌えいずる春」の主役になっていくことだろう。
巻頭の写真は今朝の松戸市松飛台にある桜並木で、
歩道は桜の花弁や花蘂で覆われ、朝の陽に白く輝いていた。
が・・・
明日は朝から雨との予報なので、
巻頭の写真のような光景は今日だけかもしれない。