MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

バラ園の野良を撮る

2014年05月14日 | あらかると

今週中には「京成バラ園」や「谷津バラ園」、
近隣の大町公園のバラ園が見頃となるようである。

と言うことで近隣のバラ園に行ってみた。

前日の雨や、今朝の濃霧のため薔薇には玉の露が付着し、
普段では見られないバラを見ることができた。

で・・・・今日のバラ園の主人公は、
バラ園周辺を住処としている野良猫について。

薔薇の写真を撮っていると、何となく視線を感じたので、
周りを見回すと、離れているところから野良がこちらを見ていた。
鋭い目つきはまさに野生そのものである。


呼ぶと近寄ってきたが(巻頭の写真)、決して1m以内には近付かないし、
歩きながらも四方八方に気を配っているようでもある。


更に小さな音に対しても敏感で、
ツル薔薇から落ちてきた花弁やアシナガコガネにも反応し機敏に動き回る。


たまたま花弁が散っていた場所に現れ、
写真的に面白いと思ってカメラを向けたが、
野良にとって必要だったのは、
人から貰えるかも知れない美味しい何かだったことだろう。

昼飯時だったので、サンドイッチのハムやチーズを放ると、
おいしそうに食べていたが、絶対量は足りないはずで、
なかなか離れなかった。


野良猫に餌はやってはいけないと思うのだが・・・・

米国では飼い猫を捨てることは「動物虐待」とされ重い刑罰があるというし、
保護された猫には里親制度があるという。
さらに、飼い猫には飼い主の情報が記録されたマイクロチップ(カプセル)が埋め込まれていると言う。

猫の場合は、捨てられるばかりではなく、
猫のほうから家出して野良になる猫もいると言うから、
「マイクロチップ」の活用は「迷い猫」の早期発見にも活用できそうなのだが・・・・。
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