MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「環水平アーク」都心や松戸、さらに大阪、鳥取でも観測

2014年05月04日 | あらかると

規模の大きな「環水平アーク(太陽による光学現象)」が、
私の住む松戸上空で観測された。

たまたま出かけようと「観天望気」のためベランダに出ると、
「環水平アーク」と太陽の「暈」が観測された。

規模もさることながら色も鮮やかで素晴らしく、
とりあえずカメラを向けた。

「12時33分撮影」


巻頭の写真は12時34分撮影で、
薄雲の切れ間で波のように分断されたが、
このような現象も面白い。

「12時37分撮影」
このころが一番美しく輝き、神々しくも見えた。


「12時41分撮影」
環水平アークと同時に、太陽の暈(内暈と思われる)も出現していたのを確認。


「12時42分撮影」
当地から見えた場所の下方奥には、東京湾や、
羽田国際空港があり、その羽田から飛び立ってきた旅客機が、
環水平アークの中を通過していた。


「12時47分撮影」
環水平アークの上空の薄雲の中を航空機が通過していたようで、
航空機が薄雲の中を通過したときに出来る筋雲が見えてきた。
と同時に、環水平アークもやや色が褪せてきた。


「12時51分撮影」
色は薄くなってきていたが、規模は最大となり、
当地から見て真西近くまで伸びていたが、
ベランダのひさしに遮られ、全体を把握することは出来なかった。


「12時53分」
環水平アークは確認できなくなるほど薄くなり、
代わりに、航空機の通過によりできた一直線の筋雲が現れた。
なお、太陽の暈はこのあと2時間ほどは見えていた。


規模の大きな「環水平アーク」だったので、
もしかすると都心でも見られたのかもしれないと、
夕刻、ネットニュースを検索すると都心や豊島区で確認されていることがわかった。
さらに、
鳥取県大山上空では正午前に観測され、
大阪では午後1時半ごろに観測されており、
大阪では多数のツイートがあったという。

こんなことも珍しいことではないかと・・・・
私の記録として残してみました。

「環水平アーク」など、空と太陽に関する現象については、
私も時々検索や調査などで利用している、
ハンドルネーム「かがやき」さんの「空の輝き」HPで詳細に知ることが出来ます。
「空の輝き」のHPはこちらから
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