規模の大きな「環水平アーク(太陽による光学現象)」が、
私の住む松戸上空で観測された。
たまたま出かけようと「観天望気」のためベランダに出ると、
「環水平アーク」と太陽の「暈」が観測された。
規模もさることながら色も鮮やかで素晴らしく、
とりあえずカメラを向けた。
「12時33分撮影」
巻頭の写真は12時34分撮影で、
薄雲の切れ間で波のように分断されたが、
このような現象も面白い。
「12時37分撮影」
このころが一番美しく輝き、神々しくも見えた。
「12時41分撮影」
環水平アークと同時に、太陽の暈(内暈と思われる)も出現していたのを確認。
「12時42分撮影」
当地から見えた場所の下方奥には、東京湾や、
羽田国際空港があり、その羽田から飛び立ってきた旅客機が、
環水平アークの中を通過していた。
「12時47分撮影」
環水平アークの上空の薄雲の中を航空機が通過していたようで、
航空機が薄雲の中を通過したときに出来る筋雲が見えてきた。
と同時に、環水平アークもやや色が褪せてきた。
「12時51分撮影」
色は薄くなってきていたが、規模は最大となり、
当地から見て真西近くまで伸びていたが、
ベランダのひさしに遮られ、全体を把握することは出来なかった。
「12時53分」
環水平アークは確認できなくなるほど薄くなり、
代わりに、航空機の通過によりできた一直線の筋雲が現れた。
なお、太陽の暈はこのあと2時間ほどは見えていた。
規模の大きな「環水平アーク」だったので、
もしかすると都心でも見られたのかもしれないと、
夕刻、ネットニュースを検索すると都心や豊島区で確認されていることがわかった。
さらに、
鳥取県大山上空では正午前に観測され、
大阪では午後1時半ごろに観測されており、
大阪では多数のツイートがあったという。
こんなことも珍しいことではないかと・・・・
私の記録として残してみました。
「環水平アーク」など、空と太陽に関する現象については、
私も時々検索や調査などで利用している、
ハンドルネーム「かがやき」さんの「空の輝き」HPで詳細に知ることが出来ます。
「空の輝き」のHPはこちらから