MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

黄菖蒲咲く頃、「褄黒豹紋」や「縞脚太花虻」など

2014年05月01日 | あらかると

午前中は昨日からの雨が残ったが昼前には晴れ上がった。
晴れ上がるとやや強めの南風が吹き始めた為、外出が躊躇われたが、
徒歩での近隣散歩ならば問題もなかろうと・・・・。

1階に下りると、8階よりも風は弱く、
自転車で所用している人も以外に多かった。

ということで、
もう咲いているはずの「黄菖蒲」を撮りに「二十一世紀の森と広場」へ。

黄菖蒲は、日本の菖蒲の仲間では黄色のものがないことから、
輸入されて根付いた「外来植物」である。
子供の頃から普通に「あやめ」として認知していて、
家の周りの池には春になると黄色の花で彩られていた。

巻頭の写真のように「二十一世紀の森と広場」の黄菖蒲は開花していたが、
これから梅雨の時期に向かってさらに花の数を増やすことだろう。

園内では「アオスジアゲハ」があちこちで見られた。
園外の草地では、ハルジオンの蜜を吸いつつ2頭(蝶の数え方)が戯れていた。


野草園では4匹ほど確認できたが、目の前には止まらなかったが、
園内を流れる小川に自生する「クレソン」の花で吸蜜していた個体は、
人が近付いても吸蜜を止めることはなかった。


次に目の前に現れたのが「ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)」。
近隣散歩予定だったため望遠レンズを持たずに出たため、
標準ズームで撮ったが、基本的に蝶を撮るには向かないレンズである。


遠見の一枚を撮ったので、どの程度寄って撮れるか挑戦である。
結果的には吹く風に味方されて、撮影可能最短距離の23cmまで寄る事が出来た。
昆虫達は風に煽られるのが嫌いなようで、風が吹いているときほど近寄って撮ることができる。


次の2匹はハナアブの仲間で、意外と撮り易い昆虫である。

「シマアシブトハナアブ(縞脚太花虻)」


「ミナミヒメヒラタアブ(南姫扁虻)」
最近までは「キタヒメヒラタアブ」と呼ばれていたが、
キタヒメヒラタアブはロシア以南にはいないことが判明し、改名されたようである。


「コアオハナムグリ(小青花潜)」
コガネムシのような「ハナムグリ」の仲間。


昨日の天気予報どおり暑くなり、
Tシャツ一枚で園内を散歩したが、南風が心地よかった。
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