MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

紅葉を撮る(都立水元公園)

2011年11月23日 | あらかると

今日は祝日であったが都立水元公園まで釣りを兼ねて出かけた。
祝日だったため公園内のポプラ並木通りは混みあっていて、
まるで平日の新宿職安通り(韓流文化の発信地)のような人の流れだった。


だが、ポプラ並木通りから奥に入っていくと、
人の姿は殆ど見受けられず、晩秋の気配が漂っていた。


ポプラ並木通りと比較すると異空間とも言うべき場所はあちこちに散見され、
水元公園の広大さを改めて知ることとなった。


紅葉はあちこちで進んでいたが、
前記のように広大な公園のため、全体の紅葉状況は捉え切れていない。
下の紅葉は「トチノキ」。


一本の木全体が紅葉していた「トウカエデ」。
マロニエのような実がなっていたので「マロニエ」と判別がつかず、
調査したところ、トゲトゲの実が「トウカエデ」の特徴と判明した。


キンイノコロもあちこちで輝いていた。
エノコロやチカラシバの実はカモ類が食べるようで、
小合溜周りのエノコロなどは実が食べられて、穂が禿げ上がっているものが多かった。


祝日とあって特に賑わっていたのが「ドッグラン広場」とバーベキュー広場。
とくに会社の宴会(勤労感謝会?)のような集団が多かったバーベキュー広場は、
1ヘクタールの広さにも拘らず隙間がないほどで、立ち上がる煙で覆い尽くされている有様だった。

13時を過ぎると、ポプラ並木通りも落ち着いてきたようで、
人の流れもまばらになってきていた。
都立水元公園は、今が「晩秋の散策」にお奨めの公園である。


錦秋の公園内を撮ることで手一杯で、釣りをする余裕はなかった。
また14時を過ぎると太陽光も弱くなり、撮影のほうも早めの引き揚げとなった。
巻頭の写真は「ナンキンハゼ」。
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