MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

よみがえる河川敷のススキ

2011年11月17日 | あらかると

数年前、松戸市の柳原排水場付近から市川市の里見公園下近くの、
江戸川河川敷にはススキが生い茂っていたが、
昨年は下の写真のように、外来種のセイタカアワダチソウの侵入を受け、
ススキが消えてしまうのではないかと危惧した。


だが今日行ってみると、数年前に近い姿にもどっていた。
まだ幾らか残っているセイタカアワダチソウも来年には消えていくものと思われる。
やはり、晩秋の河川敷にはススキが良く似合っていて美しい。


以前、「セイタカアワダチソウの旺盛な繁殖力は、生育地帯の養分を限りなく消費し、
やがては自分たちが育つことの出来ない環境になる」と言うことを何かで学んだが、
まさにそれが現実のようで有るかのように、あちらこちらでススキは勢力を戻している。


川の向こう側は東京都で、ススキの向こうは広い運動場になっている。
川面は紺碧の青空を映して緩やかに流れていた。
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