MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

豊田城と「常総ふるさとまつり」

2011年11月01日 | あらかると

所用で田舎に行ってきた。
田舎の実家近くになると見えてくるのが、下の写真の「豊田城」で、
歴史上は存在しなかった「城」である。

平将門が住んだと言われる「豊田の館」が旧町内だったことから、
当時の町長が自分の(業績として)名を残すために、
史実には存在しなかったものを故郷創生基金などで作ったと言うのが当時の田舎での噂だった。


この豊田城の近くに常総市役所の支所があり(上の写真はその駐車場から撮ったもの)、
支所周辺では「23年度常総ふるさとまつり」が行なわれており、
案山子コンテストが今日から開催されていた。

様々な案山子が展示されていたが、
小学校の授業の一環として作られたような一群を見つけた。
巻頭の写真ほか下の写真3枚などであるが、
面白いのは一人ひとりの将来の夢の姿を案山子として製作していることである。



下の写真は私の母校の後輩たちの作品。
学校名に子供の頃には「村」だった名残が残っている。
村が町と合併し、町が市と合併し「常総市」となった。

後方に見える山は深田久弥の「日本百名山」に選ばれている筑波山で、
山頂からは関東平野を一望し睥睨することが出来る。

写真のように筑波山までは殆ど平坦な地で、
関東平野の平野たる広さを知るには絶好の場所でもある。
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