hibitekitou
ネットワーク越しのライセンスファイルを見にいく
cg |2018-04-20
AutodeskのライセンスサーバはFlexLMで、そのライセンスの使用状況の確認は過去こちらのブログでも時々書いてきた通り、
lmutil lmstat -a -c <ライセンスファイル>
ですけど、-c @<server> でネットワーク越しのライセンスサーバのライセンス利用状況を確認できます。つまり、サーバーが 192.168.0.100 とかで動いていたら
lmutil lmstat -a -c @192.168.0.100
ですな。
自宅では(去年保守を切ったけどその時点までの有効な)ライセンスサーバーが動いているので、そのサーバーに対してローカルから上記コマンドを投げるとほぼ一瞬で結果がかえってきます。しかし職場のWindowsをサーバーにしている環境で実行すると、返事が返ってくるまでにすごく待たされるのはなんでなんだろう…。
-fってオプションがありますね。特定の製品の使用状況を知りたいときに利用するそうです。ECSUのを見たければ、例えば
./lmutil lmstat -a -c @192.168.0.100 -f 85807ENCSU_F
とか書くわけですが、何だよ85807ENCSU_Fってって思うわけですよ。この辺りの対応が載っているところってないですかね?
まぁともあれこうして動いているライセンスの状況を見ることができるわけで、このネットワーク越しにライセンスを見にいく事に対するレスポンスが良いのなら、ライセンスの使用状況を確認するためだけのサーバーをライセンスサーバーの外においておくといいんじゃね?って思うようになっている今日この頃です。
例えば、
あるフォルダ以下はこんな感じです。
├── cgi-bin
│ └── getLic.py
└── lmutil
lmutilはどうにか手に入れてもらうとして、cgi-binと同じ階層に置きましょう。で、ターミナルでそのフォルダに移動して
python -m CGIHTTPServer &
を実行です。念のため、以上はPython 2.7.x環境でのお話です。そうして、Webブラウザで
http://localhost:8000/cgi-bin/getLic.py
にでもアクセスすればターミナルで ./lmutil lmstat -a -c @192.168.0.100 を実行したのと同じ結果がブラウザ上に表示されるわけです。Python内で整形してもっと見やすくすることも可能でしょう。そうしてやれば、スタッフの誰もがライセンスの状況を簡単に確認できるようになるのではないか、とか考えている人が職場にいたので考えてみた次第です。まぁこれをライセンスサーバーで走らせても(その場合はローカルのライセンスファイルを見に行くという挙動になるけど)そんなに負荷はかけないだろうからそうしたほうがいいのかもしれんが…
lmutil lmstat -a -c <ライセンスファイル>
ですけど、-c @<server> でネットワーク越しのライセンスサーバのライセンス利用状況を確認できます。つまり、サーバーが 192.168.0.100 とかで動いていたら
lmutil lmstat -a -c @192.168.0.100
ですな。
自宅では(去年保守を切ったけどその時点までの有効な)ライセンスサーバーが動いているので、そのサーバーに対してローカルから上記コマンドを投げるとほぼ一瞬で結果がかえってきます。しかし職場のWindowsをサーバーにしている環境で実行すると、返事が返ってくるまでにすごく待たされるのはなんでなんだろう…。
-fってオプションがありますね。特定の製品の使用状況を知りたいときに利用するそうです。ECSUのを見たければ、例えば
./lmutil lmstat -a -c @192.168.0.100 -f 85807ENCSU_F
とか書くわけですが、何だよ85807ENCSU_Fってって思うわけですよ。この辺りの対応が載っているところってないですかね?
まぁともあれこうして動いているライセンスの状況を見ることができるわけで、このネットワーク越しにライセンスを見にいく事に対するレスポンスが良いのなら、ライセンスの使用状況を確認するためだけのサーバーをライセンスサーバーの外においておくといいんじゃね?って思うようになっている今日この頃です。
例えば、
#!/usr/bin/env python # -*- coding: utf-8 -*- import commands if __name__ == '__main__': cmd = "./lmutil lmstat -a -c @192.168.0.100" rtn = commands.getstatusoutput(cmd) curInfoStr = "" headerElm = '''<html> <head> <title>Autodesk License</title> <meta charset="utf8"> <style type="text/css"> body { margin: 30px; padding: 5px; font-family: "Hiragino Kaku Gothic Pro", "ヒラギノ角ゴ Pro W3", Meiryo, メイリオ, arial, helvetica, sans-serif; font-size: 90%; line-height: 150%; } </style> </head>''' print(headerElm) print("<body>") for line in rtn[1].split("\n"): print( line + "<br>" ) print("<p>") print('</body></html>')こんな感じで書いたのを、あるフォルダの下にcgi-binフォルダを作って、そこに置いてやります(getLic.pyとでもしましょう)。
あるフォルダ以下はこんな感じです。
├── cgi-bin
│ └── getLic.py
└── lmutil
lmutilはどうにか手に入れてもらうとして、cgi-binと同じ階層に置きましょう。で、ターミナルでそのフォルダに移動して
python -m CGIHTTPServer &
を実行です。念のため、以上はPython 2.7.x環境でのお話です。そうして、Webブラウザで
http://localhost:8000/cgi-bin/getLic.py
にでもアクセスすればターミナルで ./lmutil lmstat -a -c @192.168.0.100 を実行したのと同じ結果がブラウザ上に表示されるわけです。Python内で整形してもっと見やすくすることも可能でしょう。そうしてやれば、スタッフの誰もがライセンスの状況を簡単に確認できるようになるのではないか、とか考えている人が職場にいたので考えてみた次第です。まぁこれをライセンスサーバーで走らせても(その場合はローカルのライセンスファイルを見に行くという挙動になるけど)そんなに負荷はかけないだろうからそうしたほうがいいのかもしれんが…
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