日々適当

hibitekitou

M1 Macが出荷されてて羨ましい

mac |2020-11-17

ということで、本日、届いた人たちが現れて、しかし注文していない私に所に届くことは当然なく…

そんな人たちはベンチマークをしてくれるわけですが、なかなかの良スコアを出しているようです。

M1チップ搭載Macの性能、「iMac Pro」や「Mac Pro (2019)」を上回る結果に [気になる、記になる…]

FCPXでの書き出しや再生のパフォーマンスがiMac ProをM1 MacBook Proが上回るそうだし、物書堂さんは egwordのビルド時間がMac Pro 2019をMacBook Airが大幅に上回っていると報告しています。
いずれもApple純正ツールでの結果だから、M1のパフォーマンスの強力さもそうだけど、その性能をうまく引き出しているんだろうなと思います。

M1チップのCinebenchのベンチマーク結果も明らかに − 「MacBook Pro 16インチ」同等かそれ以上の結果に [気になる、記になる…]

一方でCPUパワーを余す所なく使うCGレンダリングにおいて、CINEBENCH R23がM1に対応しちゃっているからその結果が出てきているわけですが、上記記事で報告された結果では、シングルコアが1498、マルチコアが7508だったそうです。

Catalina環境ではあるけど、iMac Proの(発売当時の)ローエンド機種でCINEBENCHを走らせた結果は以下です。

シングルCPUのスコアだけ見るとiMac Proダメじゃんってなるけど、マルチコア性能は流石にこっちの方が上です。さらに、同ソフトにもともと入っている情報と比較した棒グラフは以下のようになりますけど、

強力な環境と比較するとM1は全然及ばないことが視認できるわけで(上図Xeon X5650とXeon E5-2697 v2の間に入る数値)、今後登場する上位機種において、Apple Siliconはどこまでパフォーマンスを伸ばすことができるのか、注目じゃないかと思います。

GPU性能のベンチマークとしては

Apple独自開発の「M1」チップがベンチマークでGeForce GTX 1050 TiやRadeon RX 560を上回ったことが判明 -[GIGAZINE]

ってのがありました。iGPUにしては高い性能って程度の評価ですかね。GFXBenchってツールによる結果ですけど、M1は当然Metalでの結果で、DirectXでのGeForce GTX 1060と同じぐらい、Metal環境ではRadeon Pro 575X(iMac 2019の下から2番目のdGPU)よりちょっと下ぐらいとなるようです。Mac Pro 2019のVega IIがその1.5倍強といったところ。で、現在最強レベルにいるGeForce RTX 3080だとDirectX環境下で4倍に達するようです。
同じベンチマークで表示画質を向上させたモードで行うと、2019年モデルのiMacのdGPUの一番下のクラスと同じぐらいということになるようです。Mac Pro 2019に搭載できるVega IIだと、高精細な描画への余力が大きいせいかM1との差が3倍弱に膨らむ模様。
GPUの一部の性能を見てるに過ぎないってことで、他の視点ではまた違う結果が出るでしょうけど、GPUは相当頑張らないとApple Siliconではデスクトップで戦えないんじゃい?って気分にはなりますかね。

そこをどう梃入れするのか。素直にAMDのGPUを採用するのか。

eGPUへの道を開くためにも、AMDの採用は是非ともしていただきたいものだけど、どうなりますか。

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