日々適当

hibitekitou

WXIII PATLABOR THE MOVIE 3

movie/anime |2004-12-23
BSでやっていたので録画。祭日の今日、観ました。

周囲からは悪い話しか聞かないもので、だからレンタルが始まっても、同時上映のミニパトしか借りず、こっちは観ていなかったのよね。でもまぁ、せっかくBSでやってんだし、ということでとってみたわけです。

感想。言われているほど悪くないじゃん。つーか、おもしろかったよ。ということで、僕の中での評判、けっこういいです。見始めた時、なんとなくこれがパトレイバーだって事を忘れていたらしく、だから、劇中に最初に出てきたレイバーの姿とその単語に奇異な思いを持ったぐらい、素な気分でみたのがよかったのかもしれません。

主役の警官二人の捜査を丹念に描いていって、パトレイバーでは本来主役である特車二課は完全に脇役でした。どころか、扱いとしてはそこらの自衛官や警官とあまり変わらない扱いですね。だから、「パトレイバー」って枠組みでみると、パトレイバー2以上に駄目じゃん、ってことになりますしょうか。

でも、一本の単なる映画として観たのなら、別にいいじゃん面白ければ、ってことになります。

描写に無理があるよなぁ、って部分も感じられませんでした。その辺、かなり丁寧に描いていて、その瞬間分からなくても、しばらく観て行くとあぁそぉいうことだったのね、ってのが分かるしね。まぁ一個だけ。13号がいつ殻をかぶったのかなぁ?ってことぐらいでしょうか(これはここ[吟遊詩人の部屋 WXIII機動警察パトレイバーについて]によると、方舟的構造物で大量に人が喰われたところで、13号が海に落ちる時一緒に落ちたレイバーなのだそうだ。落ちて後、なかなか沈まなかったのは中身が空な為。ついでに、そのページを見ると、なるほどという事がいろいろ書かれていて興味深いです)。

結果として非常に丁寧に情景が淡々と描写されていく、「派手な」映画を期待した人を裏切る内容になってしまったのでしょうね。

ということで、見終わってみると、いいものを観たという満足感がけっこうあったりして、意外な気分になれてちょっと得しました。

ちなみに、WXIIIは"WX III"なのかとずっと思っていたけど、「廃棄物13号」つまり"Wasted 13"だったのですね。はずかしながら知りませんでした。
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