日々適当

hibitekitou

OS X 10.11.1 アップデート

mac |2015-10-24
Mac Proのを上げました。

過去何度か記している通り、このMac ProにはGeForce GTX 960が刺さっており、それゆえ、OS標準のNVIDIAドライバでは画面に絵が出ません。そこで、NVIDIAが配布しているWebDriverを入れるわけです。
しかし、OSのアップデートをかけると、アップデート後、自動的にOSはOS標準ドライバの方を見に行ってしまい、結果として画面に絵が出ず、困ったなぁって事になります。

Yosemite時代はGeForce GTX 960が生きている状態でOS標準ドライバを読み込むと、Macが再起動する(結果として再起動を繰り返す)という状態に陥る為、ビデオカードから6ピン電源ケーブルを抜いてビデオカードが死んだ状態にしてから、画面共有を使ってアップデート作業を行いました。その後は普通に使えるようになるわけです。

今回もその方法を使って 10.11から10.11.1へのアップデートを行いました。つまり、

1.Macの電源を落とすし、ビデオカードから6ピンケーブルを抜く。
2.Macを起動。別マシンから画面共有でアクセス。
3.画面共有経由でアップデート作業を行う。
4.アップデート終了後、画面共有でログインし、Webドライバーをインストール。
5.電源を落として6ピンケーブルをさす。

というプロセスを踏んだわけですが、4の所で躓きました。

画面共有で入ると、ログインウインドウになっております。で、ユーザを選択しパスワードを入力すればデスクトップが現れるはずなのですが、また、ログインウインドウに飛ばされてしまうのですね。以降の作業に進めません。

ということでセーフブートさせてみました(ログインウインドウから再起動は出来る。再起動後Shiftキーを押しっぱなし)。しばらーく待つと、また画面共有できるようになります。でも、やっぱりログインしようとすると、またログインウインドウに戻されてしまう。これはマウスを使っての作業ではどうにもならなそうです。
ちなみに、問題解決の為にあがく作業の最中、6ピンケーブルをさした状態で起動させてみましたけど、再起動を繰り返すという事は起こりませんでした。ですから、このセーフブートの時も6ピンケーブルは刺さっています(つまり、電気的にはこのビデオカードは生きています)。今後同じ作業をする時、6ピンケーブルを抜いてという作業をする必要は無いのかもしれません。そんな意味ではハードルは下がっているわけですが…。

そんなわけで、ターミナルでssh経由でログインしてWebDriverをインストールすることになりました。
別のマシンでWebDriverをダウンロードして、普通にFinderをつかってMac Proへコピーします。で、sshでMac Proに接続します。

ssh MacProName.local

でもって、WebDriverが /Users/userName/WebDriver-346.03.03f01.pkg とするなら、

sudo installer -pkg /Users/userName/WebDriver-346.03.03f01.pkg -target /

です。これでインストーラが走るようで、インストール完了後、再起動( sudo shutdown -r now )したらMacの画面がモニタに出てくれるようになりました。後は普通通り。

なを、前述した通り、この作業時、6ピンケーブルが刺さった状態でOS標準ドライバを読み込んでも、Macが再起動を繰り返すということが無いようなので、あえてセーフブートしておく必要は無いはずです。今回は問題解決の為にあがいている途中でセーフブートにしてみて、そのままssh経由の作業に入ってしまったというだけです。

というわけで、整理すると、以下の手順でいけるはずです。

1.Mac Proで普通にApp StoreからOSアップデート。
2.アップデート作業の最中、Macが再起動をして、以降画面に絵が出なくなる。
3.OSアップデートが終われば別マシンからMac Proが見えてくるので、WebDriverのインストーラをMac Proへコピー
もちろん、あらかじめOSアップデート作業前にWebDriverのインストーラを用意しておいてもいいでしょう
4.sshでMac Proへログイン。installerコマンドでWebDriverのインストール。
5.ssh経由で再起動。起動後、普通に使えるようになっている、はず。

ターミナルを使わなければならないという意味で、ハードルの高さが上がった印象ですけど、OS のアップデートは普通にMac Pro上で実行して、アップデート後の再起動で画面がうつらなくなった後は、別マシンからsshで上記コマンドを実行すればいい感じだから、わかってしまえば実は簡単になったと言っていいのかもしれません。

10.11.2が出て来たら、きちんと検証してみたいと思います。
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