日々適当

hibitekitou

Woodcrest正式発表

pc |2006-06-26
ということで、Intelは例えばMYCOMジャーナルの「インテル、次世代Core搭載のWoodcrestこと「Xeon 5100番台」を正式発表」にあるように、XeonとなるコードネームWoodcrestを正式発表してきました。

おそらく、Mac Proのハイエンド製品に搭載されてくると予想されている同チップですけど、そのお値段もさすがにお高いです。そのIntelの発表会の会場では各社の同チップ搭載マシンの展示が行われていたそうですが、当然ながら、その中にはAppleの名前はありません。

ともあれ、その性能を予想する事はこれで可能になったわけで、ということで、ASCII24 の「日本HP、Xeon 5100搭載ワークステーションを発表――スタジオジブリのシステムも公開」って記事が参考になるでしょうか。

このHPの発表会で従来の機種との比較のために使用されたマシンはシングルコアXeonの3.8GHzを2発搭載したもののようです。そして本題のWoodcrest搭載マシンは2.66GHzのものを2発という構成ですね。その条件で
Xeon-3.8GHzを2つ搭載した従来機xw6200/CT(左)との速度比較。ほぼ同価格帯だったが、Autodesk 3ds Max 8を使ったモデリング時間は約半分
用語として、「モデリング」ではなく「レンダリング」だと思いますが(^^;、ともあれ、単純に職場で利用しているWindows PCからみたらものすごーいパフォーマンスの向上を期待できそうであり、それだけでワクワクしてくるわけですけど、対PowerMacとしてみた時も、スペックのインパクトはかなりありそうです(個人的にはG5/2GHzと従来のXeon/3.2GHzとかがおんなじぐらいかなぁって思っています)。

ちなみに、同記事でジブリのシステムについて紹介されていますが、そっちについてはAV Watchの「スタジオジブリ、「ゲド戦記」のフルデジタル制作環境を説明 日本HPワークステーション発表会で特別講演」の方が詳しいです。

でまぁ、HP のワークステーションに話を戻すと、64bit時代のワークステーションということで、さすがにメモリ搭載量がすごいことになっています。それは4Gモジュールを利用することで可能になるようですけど(スロット数は従来のタワー型のワークステーションと同程度で4から8本)、いったいいくらになってしまうのか(^^)
さすがにまだ見積もりは出来ないみたい

まぁ現実的には4Gから8Gといったところでしょうかね。

ってことで、最後のお値段をば。
HPの3.8GHz Dualなマシンにおいて、現在、

シングルコアXeon 3.8GHz × 2
Memory 512M × 8
HDD 250G × 1
光学ドライブ DVD±R/RW(2層式対応)
Graphics Quadro FX 1400(128M Memory)
Windows XP Professional
3年保証

という構成で697,200円。

ちなみに、PowerMac G5/2.5GHz Quad はメモリを4G(ECCつき)、グラフィックカードをGeForce 7800GTにして504,970円。ちなみに、PCの世界において、GeForce 7800GTのお値段とQuadro FX 1400 の値段差は4万から5万ほどみたいな感じなので、2.66GHzあたりのWoodcrestを採用してくるなら、(メモリの値段が跳ね上がる可能性を無視するなら)今とおんなじくらいの価格ででてくれるかもしれませんね。

蛇足ながら。
しかし、いつごろ出て来るのでしょうかね。各社でそろってから登場させてもインパクトはあんまりなさそうですし、そぉいう意味ではWWDCで大々的に発表するのも時期的にはどうだろう、って感じがしますが…。
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