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hibitekitou

MacBook Pro Late 2013 を修理する話

mac |2018-09-05
MacBook Pro Late 2013はずっと親が使ってたんですけど、2016に代を譲り引退しました。で、そのまま売りに出せるコンディションなら良かったのですけど、
  • ディスプレイのコーティングが剥がれてきてる
  • バッテリーが膨らんでて机に置くとガタガタするわトラックパッドがまともにクリックできないわ
という症状が出ており、これを解消しようと考えました。



画面の剥離の症状、わかりましょうか(雑な拭き掃除の結果、画面が汚いのはともかく)。電源が入って画面が明るいと、画像を見ることが重要な作業をしていないのならそんなに気にはならないかもしれません。
一方で、



こちら。トラックパッド部分が膨らんでいるのが微妙にわかりますかね。
バッテリーがおそらく膨らみ、物理的にトラックパッドを押し込むことができません。これを使い続けるのはあまりよろしくないので(危険でもある)修理が必要でしょう。

ちなみにMacBook Proのディスプレイのコーティング剥がれについては2013年モデル以降、購入から3年だか4年以内は無償で対応とAppleはしています。
で、問題のうちのMacBook Proは2013年購入(2013年年末付近だと思う)。つまりは期限切れということになりますね。でももしかしたら対応期間が伸びてるかもしんないし、あわよくばを狙って、まずはビックカメラ(Appleの正規サービスプロバイダの店舗)へ持っていきました。

出て来た見積もり12万円。バッテリーとモニタパーツの交換費用となり、対応してくれた係の人も金額的にお勧めしないと言ってました。個人的にもこんな金額は出せないので、そのまま持ち帰りました。

ちなみに、そこで言われたことは、バッテリー交換のみの対応もできるけど、Apple Storeに直接持ち込めるのならそちらの方が安いので、そっちの方が良いですよということ。

ということで、本日初めて新宿のApple Storeへ行って来ましたよ。



出て来た見積もり9万強ってところかな。
モニタの交換費用が7万ぐらいで、バッテリー交換が2万越え程度。合計でもビックカメラで見積もった金額より安いものの、その金額を出す価値はないと判断して、バッテリー交換のみお願いしました。(モニタパーツのこの症状での交換は、購入後4年以内なら無料だったけど、5年目に突入しているものだからダメでした。)
この辺、Appleの製品的には早いものでは5年で修理対応可能機種の対象から外れるわけで、だから無償修理対象が4年ってのもまぁまぁ納得はできるのですけど、いざ自分に降りかかるとちょっと悔しいものです。

ともあれ、Apple製品の修理サポート期間内の商品の不都合がある場合、価格が正規のサービスを提供している修理業者よりも安くなることが多そうという意味で、Apple Storeに行けるならそうしたほうが良さそうです。一方で1年保証やApple Careの期間内であるなら、Apple Storeに行くのが難しい場合は正規サービスプロバイダを利用しても価格面に影響はないのではないかと思われます。修理の対象外になった古い製品の場合は、そもそもApple Storeでは対応してくれないと思うので(正規サービスプロバイダはどうだろう?)、その場合は別途業者を探さねばならないのかな。

そんなわけで、MacBook Pro Mid 2013は売れるものじゃないということで、自宅で何かの専門職マシンとして余生を過ごしてもらうこととします。あ、修理上がりは(モニタ交換含んだ場合も)3日ぐらいだと言われています。

<追記>
後日談。
Apple Storeに預けたのが9/5。9/7に取りに来てってメールが入ったので9/8に取りに行ってきました。5日昼前に預けて7日夕方には出来上がっていた感じかな。ちなみにお支払いはiPhone XからApple Storeでの初ApplePay(iD)。



綺麗な姿となって戻ってきました。
あわよくば、こっそりディスプレイも交換していてくれないかなぁと若干の期待を持っていましたが、当然ながら未交換でございます(でも綺麗にクリーニングされておりました)。

修理確認書にはこんな風に書かれていました。

Top Case with Battery-JPN 単価 39800円 請求金額 0円
OOW Battery Replacement, MPG Redina 13/15, Flat Rate 単価 19800円 請求金額 19800円

交換したパーツは上のTop Case with Batteryってやつですね。バッテリーとキーボードは接着されているので分解には大変な手間を要し、ゆえにケース(キーボード) ごと交換ってことみたいです。そのため、単価がかなり高価。Appleの直営店以外のいわゆる正規サービスプロバイダで修理を依頼するとこの金額が請求されるようです。
一方で下のOOW Battery Replacement...Flat Rate ってのはその単価にかかわらず、Appleのサポートがバッテリー交換を一定の金額で行なっているサービスということでしょう。
以上の処置の結果、トラックパッドを快適に利用できるようになりました。まだまだ使っていけってことですね。自宅の居間での自分用マシンとして動かそうかなとりあえず。</追記>
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