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hibitekitou

Mac OS X Public Beta

mac |2008-12-15
この記事はこちらのブログを始める前にやっていたサイトからの転載です。
掲載時年月日 00.10.22

MacOS X Public bataをついてに手に入れたのである。新宿高島屋に特設された店で並ぶこと2時間半ぐらい。ようやく購入できたMacOS X Public Bata(面倒なんで、以降MacOS Xね)のパッケージは薄っぺらかったですな(笑)

それはともかく、さっそくインストールです。といっても、簡単簡単。バックアップして、ディスクを初期化してMacOS X専用のボリュームを用意してやるのは面倒くさかったけど、以降はインストーラーの指示通りだからね。というわけで、MacOS Xのデスクトップ?はこんな感じ。

Mac OS X Public beta


Dockはじゃまなんで隠してあるけど、当然、Classicなアプリケーションをそこに登録するわけさ。ところが、MacOS Xのアイコンって最大128ピクセルなんだよね。だから、Dock上のアイコンもそれに合わせてスケールされるわけで、そうすっと、32ピクセルのアイコンはきたないきたない。なもんで、できるだけ小さく表示されるように、Dockにはたくさんアプリケーションを登録しておきましたよ(といっても、10個ぐらいだけど)

さて、というわけで、文句を並べよう。
1.まずなにより、マウスです。従来のMacOSと他のOSを大きく分けるものに、もちろん洗練されたインターフェースってのがあげられるけれど、それとともに、マウスの使いやすさってのがあるんですよね。具体的には、加速度によってカーソールの動きが変わるっての。ところが、MacOS Xではその加速度感知部分が無視されている感じで、これでは疲れるばかりです。
2.メニューバーが変わってしまったこと。特に従来左側にあったカレントアプリケーションの表示(およびアプリケーションの切り替え)や入力メニューの表示や時刻表示なんかは、一発で現在立ち上がっているソフトがわかり、かつ切り替えられるという便利さと、常に同じ位置に入力システムのメニューが表示される分かりやすさが失われてしまったような気がします。
3.ラベルが使えないこと。これは、特にWindowsなんかを使っていると不便だと思うものの一つだったんだけど、Macでこぉなってしまうのは、退化だと思う。
4.フローティングパレットの扱い。現在、フローティングパレットの確認できるAquaを利用できるアプリケーションはことえりとSketchしかないのだけど、いずれも従来のウィンドウシェードにあたるものがないのですね。ただ、ボタンは表示されているから(されているけど使えない)将来的にサポートされるのかあるいはソフト側で対応すればできるのだろうけど、それがどんな感じになるのか不明なことですね。まさかDockに収めるわけにもいかんでしょうし。
すぐに思いつくのはこれぐらいでしょうか。あと、ネットワークの設定を替えたら再起動しなきゃならないとかいろいろあるけど、これまでMacOS9で普通にできたことができなくなるのは辛いですね。
一方で、Telnetでアクセスできるとか、Unixの便利さがあるから、たとえば画面がフリーズしてしまっても、Telenet経由で復旧させるとかができるかもしれないという期待はあります。

2008年12月15日追記
現在のMac OS Xでは、上記不満点のほとんどは解消されていますね。ウインドウシェードは完全に廃止されたままだけど、ネットワークを切り替えても再起動しなくてもよくなっているし、ラベルも復活している。マウスの感触もよくなっているし、アップルメニューもちゃんと左側に戻った。
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