職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

そうですね。文化祭準備の時期になると、教室の窓が活動する子どものあたたかさでくもりはじめるんですね

2007-10-15 21:12:25 | Weblog


★田村県教育長に、すこやかみなみネット事業を説明するわたし

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◆講演や視察(←わたしが「視察」するのではなく、お迎えする側)がつづき、なかなかこのHPの更新ができなかった。

 そのせいもあって、ブログ村のランキングが、一時は〈2位〉という輝かしい時期もあったのに、3位→4位→5位→6位……と徐々に下がりつづけ、現在は7位、8位あたりを上下しているはずだ。

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★3年数学の授業を参観する田村教育長

◆10/13(土)は田舎館村で「今、なぜ、学校支援ボランティアが必要なのか?」と題して講演をした。
 講演の出来は、はっきりいって失敗だった。
 まず、時間配分を間違えた。
 時計も見ないで語っていて序論が終わり「さあ、本論だ」とチラッと腕時計を見たら、90分のうち、残りが20分になっていた。
 加えて、普段から教員には「聞いている生徒が参加できる語りを」と言っているくせに、今回は自分がそれができなかった。
 たぶん、語ろうとする内容を、求められているテーマに近づけることが精一杯で、聞いている方々が参加できる内容に仕上げる余裕がなかったからだ。
 田舎館のみなさん、ホンマにホンマにスンマヘンでしたm(_ _)m

 今週はまた次の講演がある。
 きょう、プロットを全面的に組み替える。
 時間を少しおいて(寝かしておいて)、あす、最終のチェックをするつもりだ。

◆10/12(金)は田村県教育長がお見えになった。
 日程は、
(1)学校説明
(2)授業参観
(3)講評


★パワーポイントのスクリーンをみる田村教育長

(1)学校説明は、本校の特色1〈知的で楽しい授業を創る基礎・基本の修業 ~プロ教師への道~〉を志塚教務主任、特色2〈学校・家庭・地域のバランスがとれたトータルシステムの開発〉をわたしが担当した。
(2)授業参観は、全学級の授業を見てもらう。

◆志塚教務主任の発表はおおよそ次のとおり。

(1)まず、なんといっても、教師の授業力である。
 学校は授業が命。
 だから、授業力の維持・向上は学校の最重要課題だ。
 しかし、半端な修業で授業力はアップしない。
 本校では、授業研究と模擬授業(教師が授業者と生徒役にわかれる)を年間合わせて、100回実施している。(本当はこれでも不足。年間150回以上はやりたい。)
 (ここで10/10実施の本校の模擬授業大会の画像を示しながら)本校が採用している模擬授業は、教師が授業者と生徒役にわかれて行う。
 普通の授業研究会では、子どもたちはどんな発言をしているか? 子どもたちは学習内容を理解しているか? こういう観点で、子どもたちの姿と教師の指導を照らし合わせながらみるのが普通である。
 しかし、模擬授業で参観者がみるのは、教師そのものである。
 教師の発する一言一言、指導行為の一つ一つが注目される。
 だから、教師の修業方法として効果がある。

(2)また、教師相互に授業力を点検しあう評価の観点(=基礎的技術)として左図の「授業力向上の5原則」を設定し、授業力をアップするための努力目標として共有化している。
〈学力向上の5原則〉
◇授業の目標、ねらいを明確にする。
◇指示・発問は全員に、短く限定して述べる。
◇達成状況を確認して授業を進める。
◇1人1人のがんばりに気づき、認める。
◇全員に50分間の学習活動を保証する。

(3)生徒と保護者による「授業評価」を実施している。
 上が生徒用、下が保護者用である(このHPでは省略)。
 授業の良し悪しに最も敏感であり、恩恵と損害を被むてっいるのは生徒1人1人である。
 この意味で生徒は最も重要な評価者である。
 また保護者の方々には、参観日に授業中の子どもの姿をありのままにみて、子どもの育ちに対する確かな実感による評価をしていただいている。

(4)学ぶのは生徒である。自ら学ぶ姿勢ができていないと効果はあがらない。
 そこで「こういう授業の受け方をすれば学力があがる」という授業の受け方の基本を示して子ども一人一人の努力目標とするとともに、生徒会活動としても取り組んでいる。

〈学力向上の5原則〉
◇授業の目標やねらいをしっかりとつかもう。
◇話し手にへそを向けて聞こう。
◇正しい発声をし、適切な音量で発言しよう。
◇ノートは速くていねいに書こう。
◇作業・活動にすばやく取り組もう。

 志塚Tは最後に「本校の目標達成基準」(このHPでは省略)を示し、修業と評価を一体化して取り組んでいる……と、しめくくった。

 わたしの特色2〈学校・家庭・地域のバランスがとれたトータルシステムの開発〉と(3)教育長の講評は、またいつかアップする。

◆今週は文化祭準備週間だ。
 次はけさの職員朝会でのわたしのコメントだ。
 今年度の文化祭テーマ〈FIND ~新しい自分を見つけ出そう~〉に関連させて、
(1)困難を乗りこえ、いいものを創りだす。
 このことを通して自分の可能性&未来を発見させよう。
(2)もう1つは、わたしのことばでいえば、他の子どもたちとの協働作業を通して「自分と社会とのアイデンティティ」を発見させよう。
(3)←これは部外秘だ。

 だいぶ気温が下がってきた。
 夕刻、職員室で嘉瀬教頭T「なんだか、寒くなってきましたね」
 わたし「そうですね。この文化祭準備の時期になると、教室の窓が活動する子どものあたたかさでくもりはじめるんですね」


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