ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

制作進捗

2020年06月21日 23時41分57秒 | プラモ
土日はプラモ三昧。ここまで何度となく触れてきたが、いい加減に具体的なものを
見せないとまずい気がしたので、写真をば。
モノは『PLAMAX MF-02 minimum factory バーニー』で、今や一大ジャンルを確立した
感のある美少女プラモの発展期に発売された、あまり色を塗らなくてもそれなりのものが
出来上がるというコンセプトのキットである。
とは言え、色々と細かすぎたり、微妙な所が不親切だったり、パーツの合いがあまり良く
無かったりで、中途半端な印象が否めず、組むだけで出来上がるというコンセプトは今や
バンダイに完全に持って行かれている。
かような流れを受けてか、いまはある程度腕に覚えのある人達向けに、"自由に塗るべし"と
掲げたスタイルのものを出すに至っている。
個人的には、大昔にバンダイから出ていたクラウドやエアリス、葉隠覚悟のプラモのような、
時代の徒花的なものという認識である。

さておき、今回は個人的に持てる知恵と技術を全て注ぐという目的で組んでいる。
顔は全塗装に挑み、そのためにヘッドルーペと極細面相筆を投入した。
お陰で満足いく顔が描けたと思う。オッドアイに見えるのは偶然。
ちなみに目のハイライトは筆で描くと色々としんどそうだった
ので、予め紙パレットの上に塗って乾かしたつや消し白をカットして貼り付ける方式にした。
筆で同じサイズの点を満足いく位置に一発で置くなんて職人技の極みなので、上記の方法を
編み出すに至る。初めは水で位置決めして、決まったら薄めたクリアーで固定。
おそらくラインデカール的な使い方や、シャーペンの先で円形を打ち出すことも出来ると思われる。

前髪はプラペーパーに置き換える予定で目下制作中であるが、キットのものを仮組してみたら
それはそれで悪くなかったので、作っているものが失敗して心が折れたらそっちにする。

胴体や脚は何やらパーツの合いが悪く、肩のベルトと襟が干渉して浮いたり、胸板のパーツの
胸肉部分がなぜか服の方の胸のボリュームより勝っていたり、脚を付けても微妙に隙間が出来たり、
ベースに立てようとすると反対側の足が長くてまっすぐ立たなかったりで、組んでは調整を
繰り返して今に至る。なお写真の状態から上で書いた足の隙間と立たないことが判明し、現在
足の角度を調整中。こんなのばっかりで、仮組の重要性と、タミヤやバンダイのプラモの精度の異常さ
を痛感する。
なお、スカートのラインデカールを張り間違えたが、クリアで保護完了した後に気付いたこともあり、
直すのも面倒なので、これくらいは許容。

とりあえずここまで苦難ばかりの道のりであったが、そこまで致命的なものは無く、基本的に
楽しくやっている。多分来週くらいには完成する…はず。

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2 コメント

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Unknown (あにゃま)
2020-06-24 22:07:57
このコインと並べた画像は、バズるやつじゃないですか。
1/20でも絵柄が出るんですねぇ。
スゴイですね。ため息しかでません。

ちなみに自分もプラマックスはディードリットを購入したんですが、思ったよりも小さすぎてそのまま積んでます……。
返信する
ありがとうございます! (ゑの)
2020-06-26 00:11:54
こうしてお褒めの言葉を頂けると、大変嬉しいです。
実はぼくも最近ディードリットを買いまして、
どう料理しようか考え中です。

今回作ったバーニーも数年積んでいたので、
ディードリットもいつ作れるかは明言できないですが…。
返信する

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