先日の帰宅時に月に向かってスマホをかざしている人がおり、何かと思ったら
中秋の名月だったらしい。ただその日は連日の目の酷使からくる目の疲れの
ために、その月が満月に見えない程だったので特に気にも留めていなかったが、
ひとまず今週末くらいにはスーパーで団子の安売りがされたりするだろうから、
酒のつまみ代わりに求めるのも良かろうと、捕らぬ狸の何とやらを決め込む。
世間では中秋の名月を盛りとする、月見はいつの間にか扱いが小さくなっている
ように思え、代わりにハロウィンが秋の祭の主役的地位に落ち着いてきている
感がある。日本人は本能レベルで祭好きであるが、その祭が元来何を祝ったり
祀ったり慰撫するものであるのかについては気にしない傾向が強い。
要は楽しげで晴れやかでにぎやかであれば概ねあとは問題ないのである。
なので、粛々とした感のある月見よりも、何やら分からんがとにかくワイワイ
やっているハロウィンの方に人気が集まるのもむべなりと言えよう。
個人的には確かに祭の雰囲気は好きであるが、年に何回も進んで行こうという
気にはならず、そもそも知らない人が大勢いる環境が苦手なので、いつの月で
あっても何やら風流と来ればそれでよく、一人であっても酒があればそれで
十分にお祭り気分である。
中秋の名月だったらしい。ただその日は連日の目の酷使からくる目の疲れの
ために、その月が満月に見えない程だったので特に気にも留めていなかったが、
ひとまず今週末くらいにはスーパーで団子の安売りがされたりするだろうから、
酒のつまみ代わりに求めるのも良かろうと、捕らぬ狸の何とやらを決め込む。
世間では中秋の名月を盛りとする、月見はいつの間にか扱いが小さくなっている
ように思え、代わりにハロウィンが秋の祭の主役的地位に落ち着いてきている
感がある。日本人は本能レベルで祭好きであるが、その祭が元来何を祝ったり
祀ったり慰撫するものであるのかについては気にしない傾向が強い。
要は楽しげで晴れやかでにぎやかであれば概ねあとは問題ないのである。
なので、粛々とした感のある月見よりも、何やら分からんがとにかくワイワイ
やっているハロウィンの方に人気が集まるのもむべなりと言えよう。
個人的には確かに祭の雰囲気は好きであるが、年に何回も進んで行こうという
気にはならず、そもそも知らない人が大勢いる環境が苦手なので、いつの月で
あっても何やら風流と来ればそれでよく、一人であっても酒があればそれで
十分にお祭り気分である。