大判の液晶タブレットを導入して一年半余り、日々のお絵描きは粗方
デジタルに移行したのであるが、つい色を付けたくなったり、凝り出して
やたらに時間をかけて描くようになってしまったりと、変な欲が出始め、
結局とりとめもなく、ただ手を動かすだけのようなお絵描きは
アナログで良かろうという結論に至る。
結構久し振りにアナログで描いてみると、無限の解像度と、筆致の自在さ
具合に危うく帰ってこれなさそうになる。液タブやその系統の機器の進化は、
未だに止む所を知らない勢いで伸びているとは言え、このアナログで描く
ある種の心地よさに近い感覚をほぼ再現するには、まだ結構な時間がかかる
だろうと改めて実感する。
もうそろそろ人生において、デジタルで描いた時間とアナログで描いた時間が
釣り合い始める頃であるが、三つ子の魂とでもいうのか、若いころの感覚の
方がどうにも優勢のようだ。これからさらに気の利いた機器が登場して、
それこそ数年後くらいには『ペンもスケッチブックももはや不要なり』とか
言っているかも知れないが、今のところはそれぞれの良さをそれぞれ味わう
ことにする。
もう最近では、物心ついたころにはデジタル絵、という人も結構いるのだろうな
と思うと、随分未来に来たものだという気持ちになる。
デジタルに移行したのであるが、つい色を付けたくなったり、凝り出して
やたらに時間をかけて描くようになってしまったりと、変な欲が出始め、
結局とりとめもなく、ただ手を動かすだけのようなお絵描きは
アナログで良かろうという結論に至る。
結構久し振りにアナログで描いてみると、無限の解像度と、筆致の自在さ
具合に危うく帰ってこれなさそうになる。液タブやその系統の機器の進化は、
未だに止む所を知らない勢いで伸びているとは言え、このアナログで描く
ある種の心地よさに近い感覚をほぼ再現するには、まだ結構な時間がかかる
だろうと改めて実感する。
もうそろそろ人生において、デジタルで描いた時間とアナログで描いた時間が
釣り合い始める頃であるが、三つ子の魂とでもいうのか、若いころの感覚の
方がどうにも優勢のようだ。これからさらに気の利いた機器が登場して、
それこそ数年後くらいには『ペンもスケッチブックももはや不要なり』とか
言っているかも知れないが、今のところはそれぞれの良さをそれぞれ味わう
ことにする。
もう最近では、物心ついたころにはデジタル絵、という人も結構いるのだろうな
と思うと、随分未来に来たものだという気持ちになる。