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食生活と環境問題

2021-09-05 05:12:39 | 健康料理


ラジオ体操仲間の康子さんが下さった<暮らしの提案誌>に
面白い記事が載っていたので、紹介します。

著者は狐野 扶実子(この ふみこ)さん
   食プロデューサー。 パリ「ル・コルドン・ブルー」を首席卒業。
   パリ の三つ星レストラン「アルページュ」スー・ シェフを経て、
   2001年よりパリを拠点 に世界中のVIPの出張料理人に。

   パリ 「FAUCHON」のエグゼクティブ・シェフ を務めたのち、
   現在、アラン・デュカス氏主宰 の料理学校の講師を務める。
   国内では、若手 シェフとサステナブルをテーマにした機内食
   プ ロジェクトに取り組む。2020年、慶應義塾 大学大学院修了。
   研究テーマはエシカル消費。

   身近な食から環境問題に取り組む。
   この10年余り、仕事でパリへ行 くたびに、いろいろな変化を肌で
   感じるようになりました。脫プラ スチックだったり、ノーカーデー
   だったり。世界中が直面している、 気候変動や温室効果ガス、
   あるい は海洋保全などの環境問題に、パ リがしっかりと立ち向かって
   いる 姿でした。

   私にも、食、を通して できることはないだろうか。
   そんなとき、気候変動にも強く、 安全性や栄養価などの観点から、
   将来的に持続可能といわれる食材 が海外で発表されました。

   食材を 選ぶのに、おいしさや価格以外に、 こんな基準があるとは。
   意外にも、 小豆や舞茸、えのき茸など、日本 人に身近な食材が数多く
   含まれて いることにも驚きました。

   このこ とを多くの人に知ってもらいたい。
   ちょうど、国際線の機内食の仕 事をしていたので、これらの食材を使う
   ことに決めました。機内食 なら、世界中のお客様に食べても らえます。
   料理を通して、こんな 基準があることを知っていただけたら、食の安全
   や持続可能といわ れる食材に関心をもっていただけ るかもしれない。
   食事を楽しみな がら、意識を高めていただけたら うれしいと思ったのです。

   世界がひとつになって環境問題 に立ち向かう時、必要なのは鳥の目と
   虫の目です。いろいろな分野が 連携しながら、両方の視点をもっ て
   立ち向かうことが大切だと思います。

   虫の目ならば、私たちにもできることがきっとある。
   普段の買い物で食材を求める際に、いつもとほんの少し見方を変 えて、
   持続可能といわれる食材を選んでみるのも立派な取り組みです。
   それは、環境問題を考えるこ とと直結しているからです。

   たとえば、舞茸。シンプルに焼 き上げて、大豆のソースを添えて 食卓へ。
   そして、「舞茸や大豆って、 持続可能な食材に選ばれているん だって」と、
   話ができたら、そして、 感じたことを共有し合えたら、そ れだけでも
   大きな力になると信じ ています。

以下は記事で紹介されたレシピです。
   舞茸 の縁にオリーブオイルを塗り、オー ブントースターで約10分、
   縁はカ リッ、中はサクッとなるまで焼く。
   蒸し大豆50gとレモン汁小さじ1、 塩ひとつまみをミキサーにかけ、
   豆乳大さじ2で薄め、練りごま小さ じ1と2を加えたソースを添える。

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