自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

脳の毒を出す食事   3  毒を入れない食べ方・糖質制限

2024-08-01 05:46:16 | 健康料理

「糖質制限食」や、それをさらに進めた「ケトン体ダイエット」

「体調を整え、体重をコントロールする目的のみならず、

脳に毒を溜めないためにも有効な食事法」と白澤氏は実感し

長く続けているそうです。

 

p.44 なぜ糖質を控えることが脳に毒を溜めないことになるのか

   解説してみましょう。体内に取り込む糖質の量を減らすと

   タンパク質と糖質が結合して加熱されることで毒性が

   高まる老化たんぱく(AGE)を作りにくくなることと、

   アルツハイマー病の危険因子にもなる血糖異常を妨げる

   ことが挙げられます。

 

   糖尿病やその一歩手前の段階で血糖値を安定させるホルモン

   であるインスリンの効きが悪くなる血糖異常のことを

   インスリン抵抗性といいます。インスリン抵抗性が起こる

   要因としては遺伝や肥満、運動不足、脂っこい食事、ストレス

   などが挙げられます。インスリンはそもそも血液中の糖を

   処理するために分泌されるホルモンですから、糖を取り込ま

   なければインスリン抵抗性を起こす可能性は限りなく下げられる

   わけです。

 

糖質制限については、推奨派と反対派の議論が嚙み合わないことが多く

辟易しています。制限推奨派の白澤氏でさえ、毎日50gの玄米を食し、

完璧に糖質を排除しているわけではありません。私も然り。

 

私は夕食の〆に玄米をデザートのようにいただいています。

「おかずを食べた後、満腹なら、ご飯は抜いてよい」という説も

ありますが、それには反対です。

 

最後に玄米を100g食べられる程度に全体の量をコントロールする

のです。すると、おかずもそんなに入りません。

(=オートファジーが起きる量)つまり腹7~8分目です。

 

でも、この状態に落ち着いたのはつい最近(2~3年)です。

60代までは小麦製品でもケーキでもアイスクリームでも

自作したり、買ったり、相当な量を食べていました。

食べ過ぎて自己嫌悪に陥ることもありました。

でも、3日~1週間で調整すれば復調できました。

 

時を経て、知識が増えると同時に、自分の胃袋も小さくなり、

理論が腹に落ちると、食べる量も自然に落ちてきたという感じ。

白澤氏が言うように「知識が食欲の邪魔をしている」る可能性は

あります。でも、それは苦しい節制とか禁欲ではなく、

「な~るほど。こういうわけで、この程度で満腹になるのね・・・・・」

と思えるのです。

 

なので、若い方々は無理に色々制限する必要はなく、むしろ

自分の体調、パフォーマンス、睡眠の質、排便の量や便の状態を

観察・実感する能力を身に着けることをお勧めしたいです。

 

「あ~、体が軽く動いて快適だ。気分がイイ!」と思える状態なら

何でも良いのでは?と思うのです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする