自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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勝間式 超スローライフ   勝間和代・著  2020/10

2022-01-13 06:08:26 | 推薦図書


働き盛りの勝間さんの主張に、全面的にはついていけませんが、
なぁ~るほど、そうなんだ!と思うことが多々あります。
例えば、
p.56 オフィスワークというのは、都市一点集中主義でコストが高い上、
   従業員には狭い中で密集して仕事をするという無理を強いた働き方の
   形態だったと考えます。

   一人ひとりが裁量を持って自分にとって理想的な方法で仕事ができ、
   しかもそれをそれぞれのロケーションで行うことができれば

   よりコストの安い移動距離の少ない固定費の低い手法が実現します。

   すると、無理に売上をたくさんあげたり、あるいは利益を乗せたり
   する必要もなくなります。事業規模を無理に大きくする必要もなく、
   従業員の数も少ないまま、より小回りのきく携帯になり、
   一人一人の短時間労働も実現しやすくなるでしょう。

   従業員一人ひとりが自立的に働き小回りが効くということは変化に強い
   ということです。恐竜が体を大きくしすぎて気候変動や地球の寒冷化に
   ともなう食糧不足に対応できずに絶滅し、哺乳類に地球上の生物が
   取って代わられたように、恐竜のような旧態依然とした働き方は、
   様々な変動に対して弱くなっていきます。

確かに日本社会も杉田敏先生のビジネス英語テキストにあったような
欧米型の働き方・会社のスタイルにどんどん変わっていくのでしょう。
私は長時間通勤で読書や脚本を書き、昼休みに色々な分野の友人たちと
合唱活動やミュージカル、スポーツを楽しんだ環境が懐かしいですが、
それらは遠い夢?

時代の流れには逆らえないとして、これからの若者が心するべきは、
p.79 成果報酬型の仕事を真剣に探す!
   「自分がどの分野なら活躍できるか」ということを
   見極める必要がある

成果報酬型の対極にあるのが定額制の仕事で、定型的な内容になり、
マックジョブ的な業務が大半を占めてしまう。
p.84 つまり、成果報酬型に移行しない限り、
   ①長時間労働だけれどもある程度定額の高給の仕事
p.85 ②短時間労働だけれどもパートタイマーによる
     「マックジョブ」的仕事
   といった、非常に極端な二択しかなくなってしまうのです。

人間の仕事に貴賤は無いと思うし、誰もが切れ者になれる分けでなし、
なぁ~んかな~とは思うけれど、若い人たちには必要な概念かも。
それがなければ、自分の時間を切り売りするしかなく、
p.96 「長時間労働を頑張る怠け者」になってしまう

p.97 N.N.タレプの表現によると、
   月額の固定制で働くことを「月並みの国」、
   成果報酬型で働くことを「果ての国」とし、
   
   月並みの国はリスクが少ないけれども、どんなに努力したとしても、
   リターンがさほどありません。一方、果ての国はどんどん収入が
   倍々ゲームで上がっていくので、短時間労働が可能になります。

もし、私が22歳の若さに戻って、これからの仕事を考えるなら、
自力整体ナビゲーター? パーソナルトレーナー?などなら、
自己裁量で仕事をやっていけそうですが・・・・・・・

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