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医者とおかんの「社会毒」研究  内海聡・著 2013/11

2018-09-28 17:00:58 | 図書メモ


昔は<広く社会的にはびこっている困りモノや現象>のことを
感覚的に捉えて「公害」だと言っていた気がします。

現代は、wikiで見ると、
   公害(こうがい、英語:Pollution、Environmental disaster)とは、
   経済合理性の追求を目的とした社会・経済活動によって、
   環境が破壊されることにより生じる社会的災害である。

では、この本の著者が表現する「社会毒」とは?
P.1 社会毒とは、人間社会が作り出した、本来の生物世界に反する物質の
   総称です。本来、人が食べたり使ったりしなかった物質、そして
   それが人体に悪影響をもたらす物質と考えていただければいいでしょう。

ふむ。「公害が環境破壊をメインに捉えている」としたら、
医師である著者は「社会毒は人体への悪影響を考えている」ようです。

そして、著者が最も訴えたいことは、上記文章の続きで、
P.1 私は、これらがあらゆる現代病の根源になっていると考えています。
   もし、これら社会毒がきちんと規制され、われわれに悪影響を及ぼさなく
   なれば、少なくともわれわれのほとんどは現代病にはならないでしょう。

   
内容と論調は「病院には近づくな」という近藤誠医師と同じような、
医学的検証(エビデンス主義)と糾弾なので、たくさんの方に読んで欲しいです。
ただし、既に社会的に受け入れられ、蔓延しているモノを排除するのは
大変なことかもしれません。

私自身は大阪湾で日常的に泳ぎ、六甲の山を駆け回る子供時代を過ごし、
大人になってからも「水泳・登山」+「卓球・テニス」+「唄と踊り」を
素人レベルながら日常的に楽しんできたので、デトックスは普通以上です。

それでも、、、自分が現在健康なら、黙ってしまって良いのか?
しかも、この著者のように、<ヒトに不安感を抱かせる内容>を……
日本の、いえ世界の未来を考えるなら、
分かり合える人たちのネットワークで<できることを続ける>努力は必須です。

明日からは私が特に気になっている分野をご紹介します。

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