自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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勝間式 生き方の知見  6  お金の知見

2021-12-24 05:18:33 | 推薦図書
清楚とは言い難いけれど、元気に一年中咲くオキザリス・ピンク


第5章は、私にはあまり興味がない(?)お金の話か~
と思ったら、興味深い記述がありました。

p.246 資本主義は腹が立つほどお金の配分が不公平で、
   労働収入だけではなく、金融収入も得るようにしないと
   収入も資産もうまく増やせない仕組みになっている

つまり、サラリーマンである限り、大金持ちにはなれない!
でも、大金持ちでなくても、地道に働いて得た収入だけでも
好きなことを自由にできれば、シアワセなのでは?と思っていたワタシ。

所がリタイア後、海外トレッキングに行くようになり、
ビジネスクラスに乗る人の顔ぶれを眺めるたびに、
な~~んかなぁ~~、、、と思うようになりました。
特に家族連れでそのエリアで談笑する人たちの財力を想像するだけで、
世の中の仕組みの無常さが・・・・・ ひしひしと分かってきたのです。

おぉ~~ぅ、あんなに若くてもビジネスとかファーストに乗れるんだ!

その悲哀の解決策(?)として
p.226 アメリカの起業家のジム・ローンが提唱した言葉、
   「人は、周りの5人の平均になる」という説。
   彼は、人は年収や性格、嗜好など、もっとも時間を多く
   過ごす5人の人の平均になる、ということ

   それほど、私たちは周りにいる人からは影響を受けるわけです。
   好むと好まざるとにかかわら影響を受けてしまうので、
   より成長したいと思うなら、自分がなりたいと思う人たちと
   過ごせる環境を整えることが重要

経済学者の勝間さんがこう言っているからといって、
資産家らしき人達に近寄っていくのは浅ましいし、疲れることでしょう。

私がもっと若くて、自分の将来に野望を持ち、職業を選べる時代なら
この考え方は合っていたのかもしれません。だから、私の周囲の
若い人たちには、この本を勧めています。

確かに、富裕層の方が①生活環境が良くて、健康に育ちやすい。
②幼少期から色々なスポーツを楽しめる環境があって、鍛えられている。
③優秀なトレーナーについて、コツを教わる金銭的余裕があるから、
  何でも上手で、スマートにこなす。

ただし、どんなに裕福でも<老い>からは逃れられません。
この点に関しても、<富裕層の方が、若干優位>ではありますが、
私の地道な健康体操や、作り上げてきた習慣はとても役に立っています。

だから、富裕層でなくても、暗くなる必要はないのですが、
顕在化する貧困層、特に<まともな食を得られない子供たち>のことは、
絶対に忘れてはいけないことだと思います。

この辺の格差解消のために、経済学者さんたちが頑張ってくれることを
祈っています。









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