一昨日の渡辺茂氏の著書に「めざめ玄米」の記述があります。
これは、美味しく炊けた玄米ご飯をそのまま72℃で3日間保温。
p.174 発芽玄米に「小豆」と「天然塩」を一定量加えて炊きあげ、
さらに電子ジャー炊飯器の中で3日間(できればそれ以上)
保温をして「発酵」させると、
(中略)玄米のまわりに付着している有用な菌、
いわば「玄米菌」が増殖して、酵素が50~100倍に増えます。
すると酵素の活発な働きによって玄米の栄養素の分解が進み、
より消化吸収の良い状態になり、栄養価も格段にアップします。
お薦めの配合は
p.188 玄米1合につき、小豆9g、自然塩0.3~1g、水は1.3~1.4倍
この考え方は、古くからあり、巨大な保温ジャーが我が家にもあります。
ところが、この巨大なジャーに3合の玄米を入れて保温しておくと、
カピカピに乾いてしまい、美味しくなくなってしまうので、
お蔵入りしていました。
今回、この本を読んで、
「そうか! わざわざ保温ジャーに移さないで、
現在使っているIH炊飯器で70℃に設定して保温すれば良いんだわ!」
と、気づきました。
でも、この炊飯器、3日に一度は甘酒や発酵小豆作りに使っているし、
夫もシチューやおかゆを炊くのに使っているから3日間熟成は無理。
かといって、渡辺茂氏の会社で販売している「高性能炊飯&熟成器」は
高価だし場所ふさぎ。
色々悩みがあって、まだ定着していません。
現在食べているのは、雑穀入り白米または、勝間和代方式の玄米ご飯。
どちらも美味しいので、割と満足しています。
でも、新しい本を読んだり、研究するのが好きです。