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玉肌日記

2014年11月22日 | 玉肌日記
【ねぶた温泉(石川県輪島市)】
やや温泉枯渇感のある能登路で本格的な感のある温泉がここ。ちなみに「ねぶた」は非常に東北地方を想起させる名称ながら、バス停には”寝豚”とあり、一部では”ねぷた”とも表される東北地方のそれとの関連性は不明で、弘法大師(また出た!)が湯治している猪を見て発見したという由来のよう。こちらの温泉の特徴は強アルカリ性pH10.3という泉質、これまで入浴経験のあるアルカリ度では個人的に恐らく最高と記憶するが、入浴感はまさにヌルヌル。個人史上最高アルカリ度に期待して行ったので期待値がかなり高かったが為に、ヌルヌル感はかなり少ないとの印象ながら、加温循環のせいか。このアルカリのヌルヌルは皮膚脂肪の鹸化(グリセリンと石鹸への加水分解?)によるものだが、浴場も滑って危険で、悪童は滑ってタンコブ。海に臨んだ温泉は総じて本格感の不足が否めないが、こちらも同様。また、残念だったのはこの近くにある観光地の千枚田。海に臨んだ棚田の風景は綺麗ながら、(前回訪問時には全く見られなかった)棚田内にまで入り込んだ展望台やLEDライトアップのための電球は昼でも目に付き、素朴感は皆無。目立った観光資源が棚田しかなく、ここに全力投球しました!的な開発はまるでセンス無し。1960年代にあったと聞く”能登ブーム”の幻影か。
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