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フォアグラ日記

2024年08月11日 | フォアグラ日記
ノング・インレイ(ミャンマー・シャン料理/高田馬場)
所用のため懐かしの高田馬場でランチ。リトル・ヤンゴン化していると専ら噂の馬場(そういえば我々は”馬場”という)で駅から超至近の同店へ。ミャンマー料理はパパ友(ミャンマー出身)のお店でかつて食したが、意外に日本的だった記憶あり。訪問時は休日ランチ時だったが、怪しい雰囲気十分(失礼)な雑居ビル内で営業しているか不明な同店の前で一瞬躊躇するも、中から「いらっしゃーい」と女性の呼び込みもあって入店。機微をみた声掛け、なかなかな商売上手と直観。周囲は全員がミャンマーな方の様子で日本人は我々家族と、後から入ってきた女性1名のみという圧倒的アウェイな状況だが、日本語OK。メニューは当然日本語表記だが併記のミャンマー語が象形文字的でなんだか可愛らしい。見ながらベストな選択をじっくりと探るが、こちらが狼狽していると心配した店員が「2ページ目がお勧め」と強烈プッシュするのは「孤独のグルメ」で井之頭五郎が食したメニュー。内容的にはプレーンなもの多く、こちとらもっとエギゾチックを求めたが、結果、代表的な一品に行きつく。モヒンガー(麺)、シャン風納豆チャーハンそしてお茶葉サラダ。いずれも結構「盛り」が良い。ちなみにさらにエギゾになると「セミの炒め」「竹蟲(たけむし)」「乾燥カエルの炒め」といったなかなか強烈なものもあるが今回はパス。特に「カエルのもも肉スパイス炒め」というのが気になったが、カエルのもも肉ってそんなに分量採れるのか?店内は節電なのかアジア風なのか妙に薄暗い雰囲気かつスパイス臭充満にてアジア食堂感が半端ないが、人生経験の少ない愚息は圧倒されて終始無言(あとで採点させたら50点と…)。一気にオーダーしたが、お茶葉サラダ→シャン風納豆チャーハン→モヒンガーと素晴らしいタイミングで供され、サービス満点。お茶葉サラダは以前パパ友店で食したことあるも、チャーハン、モヒンガーともに美味。特にモヒンガーは濃厚な魚出汁のスープにレモングラスが効いていて秀逸。シャン風納豆チャーハンを食しながら、高野秀行(探検部)の著作を思い出す。最後にミャンマーティー(アイス)にて終了だが、同時に会社同期で4年目でヤンゴン駐在だった同窓のI君を思い出す。I君は毎日こんな食事だったのか。同店が馬場にあるのも偶然とは決して思えない。
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