Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

玉肌日記

2006年11月15日 | 玉肌日記
【ボイラー沸かし湯 旅館さんなみ(石川)】
能登の内海に面するこの旅館、温泉ではないものの、風呂からの眺望が素晴らしい。穏やかな内海を一望で臨んでおり、夜になればボツボツと漁火の浮かぶ光景。風呂はご主人が自身で作った(!)という露天(他にも内風呂があるが、これは至極普通)ながら、おそらく同旅館の最も展望の良い場所をチョイスして位置させたと思われ、逆に外部からは見ようと思えば見えるものの、高台にあることに加えて、この地域の雰囲気等を肌で感ずるに、全くこれを見に来る人はいないだろうと思わせるほどに、おおらかな土地柄。入浴後感はまったく単純泉の温泉と変わらず、温泉並の爽快感ながらも、これがボイラー沸かし湯と聞くに、温泉効果というのは、勿論、湯の効能も重要ではあるものの、それ以上に浴場の雰囲気が心身に与えるリラクゼーション効果も同様程度(それ以上?)あるのではないか、と思料。ただ、ココの場合、この露天だけを目当てに行くと、この露天は雨天だとNG(=お風呂はOKだろうが、そこまで到達する庭が"池"になってしまって、露天風呂まで到達不能)なため、注意が必要。また、露天風呂はここ一つしかないので、宿泊者(といっても3組…)で交替に利用することになるが、使用可否は脱衣場のカギ・夜は懐中電灯の有無というシステムで、不自由は感じさせず。なお、ここのご主人、相当なる温泉マニアで話し出すと止まらず、食後に一時間ほど拝聴。なお、食に興味ある方はここの魚、しかも魚醤"いしる"料理も特に素晴らし。
この記事についてブログを書く
« 2006年仙台ジャズフェス遠征... | トップ | 2006年仙台ジャズフェス遠征... »
最新の画像もっと見る

玉肌日記」カテゴリの最新記事