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玉肌日記

2007年04月03日 | 玉肌日記
【大沢温泉(静岡県)】
下田→松崎に抜ける街道のバサラ峠を越えて少し行ったところにある温泉。これまでその名を聞いたこともなかったことから、かなりマイナーな温泉街を想像していくも、なかなか立派な門構えの旅館もあり、ちょっと水準感を喪失。今回行った"大沢荘"なる温泉は完全にデフォルトした旅館の露天温泉部分のみを再利用しているようで、かなり外見はシャビー。しかも川の対岸になんとかへばり付いているような建物もあり、そこまで木製の橋を渡っていくのだが、これまたちょっとした不安感。このところの経験則から、外見と内容はコリレーションが低いと理解していることから、ちょっと勇気を出して訪問。デフォルト前の旅館であればロビー&食事処だったのでは、と想像される場所で料金を払って早速入浴。以前は混浴であったろうと容易に想像される岩風呂に衝立(ついたて)を設けて男女別としているが、ここの温泉のスゴさは、その衝立直下からボコボコと湧き出ている湯!。これまで、このような源泉直下型温泉はいくつか経験があったが、ここまでボコボコしていて地球の息吹をダイレクトに感じるのは、他には別府の明礬温泉程度か。しかもここ大沢温泉は無色透明なる湯であり、このパターンは初。湯は透明で湯の華等はなく、源泉の温度が入浴に適しているというこれまた素晴らしい条件が揃った温泉もなかなか無い。温度的にやや熱めで長時間は入っていられないが、世にも珍しい”(適温)炭酸泉”とのことで、ここまで温度があると、炭酸の混入は見た目にはまったくわからない。湯上りには、これまたクタビレ感のある休憩所で目前を流れる川をみながら休憩。再び入浴しても良い、ともあり、温泉の方もなかなか親切で好感。
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