九州全線阿房列車(8)
川内は九州新幹線への乗換駅だが、そのまま1127発(鹿児島中央ゆき)で戻る。その帰路中1140に周囲の携帯電話が一斉に鳴り始める。周囲の女子高生は何事かとそれぞれ携帯を見遣るも、当方の携帯もバイブレーション!慌ててみるに「緊急速報」というポップアップとともに川内原発での事故発生を想定した原子力防災訓練との表示が…。懸案は氷解したが本当に心臓に悪い。1216鹿児島中央着。次は1310発(都城ゆき)に乗るまでの1時間弱でランチをと思い、駅ビル内で「ざぼんラーメン」。どうしても短時間でとなるとこうなってしまうが、とんこつラーメンは久々にてなかなか美味。塩味もキツくなく意外にあっさり。1310発(都城ゆき・日豊本線)2両編成に乗るが車内は満席。右側には桜島が非常に綺麗に見える。1334帖佐(ちょうさ)着。大学時代に本当に一緒によく演ったDrummerと同名の駅。名前として呼ぶ時には最初の「ち」にアクセントがきていたが、車内放送によれば「さ」にくる。その後、1346隼人、1350国分と下車する人が続き、1408霧島神宮でほとんどが下車してあれだけ満員だった乗客は数名に。このあとの都城から吉都線・肥薩線と反時計回りに霧島連山を周るので、3時間後にこれらの駅を再び通ることになるのだが。1444都城着。次はローカルな吉都(きっと)線に乗車するが、1609発(吉松ゆき)まで列車はない。1日9便のみの路線なため都城駅付近を散策。とはいっても何もない。都城は「彗星」とか「富士」の終着駅で宮崎県第2の都市というイメージだったが、駅前にはなにもなし。喫茶店らしきものも視界になく、さらになにもない駅逆側いくと素晴らしい喫茶店を発見してコーヒーと甘味。宮崎到着の時刻を鑑みれば夕食はどうせコンビニだろうから、これを夕食代替としてアイスがタップリと乗ったワッフルをオーダー。食しながら本日の宮崎の宿泊を確保するが、駅から徒歩15分(とはいっても宮崎の中心繁華街から1分)のホテルが1585円(泊)とあって予約完了。なお、翌日の熊本駅前の最安ホテル4780円もキャンセル可だったので予約。
【写真】小学生の頃から憧れだった都城駅。空が広い…。