湯の川温泉(北海道函館市)
厳冬期の北海道を訪問。従来、夏の訪問例はあったものの厳冬期であれば特に「食」の分野は随分と状況が違うだろうと踏んで訪問するも、ネックとなる交通費を少しでも削減すべくLCCで訪問。LCC自体は空港での被虐感十分なるも国内線であれば十分に耐えうるのだが、発狂的に耐え難かったのは機内で流れる変な小節割でループするラリー・カールトンの「Room335」コピーBGM。恐らく熱烈なカールトン・ファンなら心地よいのかもしれないが、何しろ小節割がビミョーでこの違和感がシートピッチの狭さ等を一層上回る(そういう心理戦略なのかもしれない…笑)。防寒面で気合いを入れて臨んだ北海道は思いの外に寒くはない一方、食分野ではとくに魚介や野菜における旬の違いを十分堪能したが、温泉がなんともイマイチ。今回はザーン!という波打ち間際の露天風呂のあるN亭なる宿を1泊目としたが、内部改装中に加えて全般的にシャビーな設備の割にはコスト高く、温泉も更にイマイチ。ロケーションはよいのだが、自家源泉でないためか圧倒的なる塩素臭に閉口。これまで温泉人生の中で、一般的なプール>城崎温泉>ココ、と堂々ベスト2入りとなる塩素風呂。自家源泉なく湯量も限界的なのに節操なく浴槽規模を拡大することによる破綻が明確だが、素泊まりとしておいてセーフなことに加え、当方の感覚ではデフォルトリスクが非常に高く、結果「早めに訪問しておいてよかった」と思う時が将来あるに違いないとポジティブ・シンキングに…。経営者も事情を心得ているのだろう、この温泉は日帰り客を受け入れていない(=受け入れれば宿泊が激減する)のがミソでもある。翌日は付近の定宿としたが泉質は圧倒的に違い、これこそが湯の川温泉の実力。温泉の生死を左右するのは温泉の理解と経営観がすべてであると痛感。
厳冬期の北海道を訪問。従来、夏の訪問例はあったものの厳冬期であれば特に「食」の分野は随分と状況が違うだろうと踏んで訪問するも、ネックとなる交通費を少しでも削減すべくLCCで訪問。LCC自体は空港での被虐感十分なるも国内線であれば十分に耐えうるのだが、発狂的に耐え難かったのは機内で流れる変な小節割でループするラリー・カールトンの「Room335」コピーBGM。恐らく熱烈なカールトン・ファンなら心地よいのかもしれないが、何しろ小節割がビミョーでこの違和感がシートピッチの狭さ等を一層上回る(そういう心理戦略なのかもしれない…笑)。防寒面で気合いを入れて臨んだ北海道は思いの外に寒くはない一方、食分野ではとくに魚介や野菜における旬の違いを十分堪能したが、温泉がなんともイマイチ。今回はザーン!という波打ち間際の露天風呂のあるN亭なる宿を1泊目としたが、内部改装中に加えて全般的にシャビーな設備の割にはコスト高く、温泉も更にイマイチ。ロケーションはよいのだが、自家源泉でないためか圧倒的なる塩素臭に閉口。これまで温泉人生の中で、一般的なプール>城崎温泉>ココ、と堂々ベスト2入りとなる塩素風呂。自家源泉なく湯量も限界的なのに節操なく浴槽規模を拡大することによる破綻が明確だが、素泊まりとしておいてセーフなことに加え、当方の感覚ではデフォルトリスクが非常に高く、結果「早めに訪問しておいてよかった」と思う時が将来あるに違いないとポジティブ・シンキングに…。経営者も事情を心得ているのだろう、この温泉は日帰り客を受け入れていない(=受け入れれば宿泊が激減する)のがミソでもある。翌日は付近の定宿としたが泉質は圧倒的に違い、これこそが湯の川温泉の実力。温泉の生死を左右するのは温泉の理解と経営観がすべてであると痛感。