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玉肌日記

2006年12月14日 | 玉肌日記
【神流川温泉 白寿の湯(埼玉)】
埼玉秩父方面にある濃厚温泉。温泉タイプは完全に有馬温泉の金泉のような鉄系と想像、味は同様にかなり塩分でしょっぱく、鉄棒に塩を塗って舐めたよう(勿論経験なし)。秩父の湯は基本的に"ヌルすべ"(ちょっとヌルヌルしているものの、浴後はスベスベになるというもの)なのだが、ここは違う。施設はやや使い込まれているものの、相当に来客が多いものと思われ、内部は清潔。かなりな郊外にあるので、駐車場も異様に広いものの、温泉入浴中に客の車からの窃盗事件が多いのか、駐車場には県警のパトカーが停車しており、監視しているという有様。ここの凄さは濃厚な湯から容易に想像される浴室の床。源泉掛け流しと思われ、浴槽からは常に湯が溢れ出ているのだが、その黄土色で鉄分を含んでいるであろう強力な湯の華成分(間違えてクレームをしてくる客でもいるのか「これはアカではありません。湯の華です」との注意書きがあるが、これがアカであるのならばそれはそれは相当なる恐怖だろう…)がまるで棚田を浴室の床に作っている。湯の中にはこれらの成分が相当に含まれているようで、水分が揮発した後に残された成分がこれらの棚田を作るという具合なのだが、この床の清掃もさることながら、温泉を浴槽に配給する給水管も数ヶ月で詰まってしまうとのことで、ロビーにはその使用後配管の断面図まで掲示してお湯の濃厚さをアッピール。これらの温泉タイプの特徴として、塩分が効いているのか、鉄分が効いているのか、浴後は非常なるポカポカ感がキープ。
※写真手前がその棚田...。