13.稲取 雛のつるし飾りまつりへ
柳川、坂田と並んで日本三大つるし雛まつりと称される稲取 雛のつるし飾りまつりを
文化公園雛の館で鑑賞します。
高い幟がはためく砦のような門をくぐって館の中に入ると目の前にジャンボ雛壇と
大きなつるし雛が現われました。
みなさんの写真撮影の合間を見てカメラに収めて歩を進めると、柳川のさげもん、酒田の傘福、
稲取のつるし雛が並べて展示してあります。
呼び方は各地で異なるようですね。
稲取に伝わる雛祭りは、古く江戸時代後期の頃より、
娘の成長を願う母や祖母手作りの「つるし飾り」が飾られる様になったそうです。
吊るされているものには、ウサギ、巾着、座布団、羽子板、
金目鯛など何十種類もあるようです。
大根は毒消し、草履は足が丈夫に、枕寝る子は育つなど
それぞれ親の願いや愛情が込められているようですね。
あまり大きな会場ではなかったので、
一度見てからもう一度再入場をお願いして2度巡ってきました。