昨日17日は、阪急宝塚線に登場した新型電車
9000系の試乗会へ行った。
それは、阪急電鉄鉄道ファンクラブ主催のイベントで、抽選に当選したので、行けることになった。
その日は、前夜遅くまで仕事をしていたので眠かったが、起床し、マイカーで熊山駅に向かった。
熊山駅からは、山陽本線上り普通列車1306Mに乗車した。115系のD編成とK編成を併結した7両編成の列車で、わたしは、モハ114-3501に乗車した。
18切符の期間が終了しているせいか、車内は空いていた。
吉永を出ると、まもなく、車掌がわたしが乗った車両の乗客を対象に車内改札に回ってきた。
普通乗車券で乗車したため、切符には、岡山車掌区の改札印が押された。
そして、三石に停車。三石を出ると、船坂トンネルを通り、兵庫県へ入った。
列車は、上郡、有年の順に止まり、終点の相生に到着すると、ホームの向かいに入線してきた944M普通列車に乗車した。221系の4両編成だった。
網干に着くと、階段を昇って、橋上駅舎を通り、3230M新快速に乗車した。わたしが乗車した車両は、最後尾の車両で、車番は、クハ222-2092だった。
新快速が大阪に着くと、下車して改札の外に出て、阪急一番街で昼食をとった。
そして、阪急電車の乗り場へ行き、12時00分発の急行に乗った。
6000系電車の列車で、わたしが乗車したのは、先頭の
6113だった。
わたしは、運転席のすぐ後ろの座席に腰を下ろした。
電車が雲雀丘花屋敷駅に着くと、西改札から駅の外に出て、平井車庫へ向かって歩いた。
すでに、試乗会目的のファンらしき人の姿があった。
そこは、住宅街で、道沿いは、大きな邸宅といえる建物が多数あった。
平井車庫入口付近の歩行者用踏切の直前が、参加者の待つ場所に指定されていた。
そして、しばらくすると、車庫の係員が数人出てきて、車庫へ案内してくれた。
車庫の係員詰所の横で、受付が行なわれた。
受け付けを済ませて、トイレを済ませると、車庫の奥のほうに姿を見せていた
9000系へ向かって歩いた。既に多くのファンが集まっていた。
わたしも、愛機α707-siと携帯カメラで何コマか撮影した。
そして、乗車可能時刻になると、先頭車両の入口に階段が設置され、車内へ入った。
わたしが乗る車両は、先頭から5両目の車両である。車番は、
9591。
車内は、阪急らしく、木目調の内装に、グリーン系の座席である。
また、扉の上には、ニュースなどの情報を表示するモニターが設置されている。
窓が大きく、明るく、落ち着いた雰囲気の車内だった。
その試乗列車は、平井車庫から、雲雀丘花屋敷駅に出て、宝塚線を梅田まで行き、平井車庫へ往復するコースである。
走行音も静かで、車輪がレールの継ぎ目を通過する音以外何も聞こえなかった。
沿線には、
9000系目的と思われるファンが多数、カメラを構えていた。
途中の駅は、原則として通過だが、急行退避のため、長時間停車した駅もあった。
乗車券を持っていないため、下車はできず、梅田に着くと、車庫まで折り返すのみだが、快適さのあまり復路の途中で睡魔に襲われるということがあった。
平井車庫に着くと、下車をして、写真撮影をしたあと、
9000系とはしばらくお別れとなった。その車両編成は、本日18日から宝塚線で営業運転に就いているが、まだ1編成のため、出会える確立は、極めて低いだろう。
平井車庫をあとにして、雲雀丘花屋敷駅へ着くと、西改札付近のトイレを取材した。
そのあと、予定より少し早い16時前後の急行電車梅田行きに乗車した。
それも、
6000系で、わたしが乗車したのは、先頭の
6015である。
梅田に着くと、模型店やカメラ店などで買い物をして、そのあと、JRの大阪駅から3277M新快速播州赤穂行きに乗車した。
新快速の車内は、混雑して座れなかったが、わたしは、先頭部分で、前面展望を楽しんだ。
夕方なので、次第に暗くなり、姫路に近づくと、急に激しい雨が降り出した。
姫路に到着すると、新快速を下車して、ホームのそば屋で、名物の駅そばを食べた。
そのあと、19時7分発の1335M糸崎行きに乗車した。
それは、115系A編成更新車の4両編成で、わたしが乗車したのは、先頭のクハ115-1082だった。
姫路を発車した時点では、立ち客がいたが、停車駅ごとに、徐々に乗客は少なくなり、上郡を出て、船坂越えにかかったときには、車内はまばらになった。
船坂トンネルを通過し、岡山県に入ると、三石に停車し、そして、吉永、和気の順に停車した。
熊山駅に着くと、下車をして、マイカーで帰路についた。