今さら9月のことを記事化してすみません。
9月3日の朝は、琵琶湖湖畔の宿で迎えた。
天気が良く、窓から陽が昇るのを見ることができた。
朝食は、宿のレストランでとった。バイキング形式の食事だった。
朝食後、湖畔を散歩して、宿に戻り、チェックアウトの準備をした。
そして、部屋の中を確認して、チェックアウトの手続きをした。
それから、彦根港へ向かって歩いた。
彦根港からは、竹生島へ行く船がでている。
その旅行では、特に行きたかったところである。
竹生島へ向かう船に乗船すると、席に座った。
その日は、天候が良く、船内から景色を楽しめた。
しかし、途中で睡魔に襲われたりもした。
竹生島までの所要時間は40分。
眼が覚めてしばらくすると、前方に、深緑色の島が、姿を現した。
それが竹生島である。
竹生島は、琵琶湖八景の一つで、「神の島」として、人々に厚く信仰されている。
その島には、竹生島神社と、西国第30番札所の宝厳寺がある。
島に着くと、下船して、宝厳寺と竹生島神社の拝観をした。
宝厳寺は、西国33箇所の札所の一つで、それで、その旅行では、特に行きたかったのである。わたしも、参拝後、納経帳に御朱印を押してもらった。
宝厳寺を参拝後、渡り廊下を通って、竹生島神社へ向かった。
御祭神は、市杵島比売命、宇賀福神、浅井比売命、龍神の四柱の神様である。
渡り廊下を通り抜けると、御本殿だが、その御本殿は、建て替え工事中だった。
境内からの琵琶湖の眺めが良かった。
神社を参拝後、港付近の土産店で買い物をし、彦根港行きの船で、島をあとにした。
その島には、一般の民家や車の通る道は一切なく、島そのものが、まさに「神聖な場所」だと感じた。
本当に穢れのない美しい島だと思った。
彦根港に着くと、チェックアウトした宿に戻り、そこの土産売り場で買い物をした。
それから、シャトルバスで彦根駅に向かった。
その頃は、12時台だった。本来は、その日の午後に、彦根城に行くつもりだったのだが、前日の午後に済ませた。
そこで、急遽、京都府の石清水八幡宮に寄ることにした。
彦根駅前の飲食店で昼食をとると、12時56分発の新快速に乗るために、駅へ急いだ。
わたしたちが乗車した車両は、先頭の1号車で、車番は、クハ222-2049だった。
京都に着くと、下車して、奈良線に乗り換えた。
京都から次の東福寺駅まで、普通電車に乗った。電車は、103系だった。
東福寺駅に着くと、京阪電車に乗り換え、八幡市駅で下車した。
八幡市駅前から少し歩くと、男山山上へ向かうケーブルカーの駅がある。
そこからケーブルカーに乗って、石清水八幡宮をめざした。
ケーブルカーからの眺めが良かった。
男山山上駅に着くと、石清水八幡宮に向かって歩いた。
その途中にも小さな神社があったので、お参りした。
さらに進むと、八幡宮の参道途中に出た。
そこから、拝殿に向かって歩いた。
境内は、檜皮葺きの屋根の美しい建物が多かった。
八幡宮を参拝すると、参道を歩いていき、山を降りていった。
そして、駅へ向かう途中の茶屋で休憩した。
それから、八幡市駅へ行き、そこから、京阪電車で、東福寺へ引き返した。
東福寺駅からは、JRの奈良線に乗り換え、京都駅へ戻った。
京都駅からは、新快速に乗車した。
車内は混雑していたが、大阪駅から座ることができた。
その新快速は、姫路行きである。
姫路に着くと、下車して、山陽本線・岡山方面の発着するホームへ向かった。
姫路から乗車したのは、19時07分発の1335M岡山行きである。列車は、115系の4両編成で、その日は、黄色の車両が充当されていた。
わたしたちは、早めに並んでいたので、座ることができたが、出発時には、車内は混雑していた。
列車は、各駅に停車した。
上郡では、通勤客など多数の下車があったが、まだ立ち客が何人かいた。
上郡を出ると、次は、三石である。その間、約10分時間がある。
上郡発車後、少し経つと、車掌とは別のJR社員が先頭まで来て、車内改札を開始した。
大半の人がキップを持っていたが、中には、乗車券を持ってなく、車内で精算していた人もいた。
なお、キップを持っていた人のほとんどが、18きっぷを提示していた。
県境の船坂トンネルを抜けると、まもなく、三石駅に停車した。
三石を出ると、吉永、和気の順に止まり、その次の熊山駅に着くと、下車して、マイカーで帰宅した。
こうして、1泊2日の旅行を終えることができた。