浜崎ヒカル交通館ブログ

浜崎ヒカルの独り言などを載せています。

18キップで奈良へ

2008年09月02日 16時58分25秒 | Weblog
一昨日、8月31日は、18キップを持って、父親と熊山駅に向かった。
熊山からは、1302M普通列車姫路行きに乗車した。115系A編成更新車の4両編成だった。
わたしたちが乗車したのは、最後尾の車両である。
朝早いにも関わらず、車内は混雑していた。
18キップを持った人が大部分を占めているのだろう。
結局立ったまま、列車は、姫路駅に到着した。
姫路からは、3220M新快速に乗車した。
それは、223系の12両編成の列車で、わたしたちは、クハ222-2005に乗車した。最後尾の車両である。
列車は、途中、加古川、西明石、明石、神戸、三ノ宮、芦屋、尼崎に停車し、大阪に着くと、下車して、大阪環状線のホームに向かった。
大阪環状線のホームで、10時3分発の3344K「大和路快速」加茂行きに乗車した。
列車は、221系の6両編成である。
わたしたちが乗車したのは、先頭の車両で、車番はクハ221-62だった。
列車は、天王寺までは、大阪環状線の内回り線路を走る。
大阪環状線内では、途中、西九条、弁天町、新今宮に停車した。
市街地の中を走ったり、運河の鉄橋を何度か渡ったりした。
天王寺でかなりの乗降があったが、立ち客は少なくなった。
天王寺を出た「大和路快速」は、関西本線に入った。
そして、途中の久宝寺を出ると、車窓からは、高層の建物は少なくなり、だんだん山の中へ入っていった。
そして、峡谷の鉄橋を渡ったり、トンネルをいくつか通り抜けると、奈良県へ入った。
奈良県へ入って最初の停車駅は、王寺駅である。和歌山線が分岐するほか、近鉄・生駒線が乗り換えである。
大阪、奈良の両都市への通勤圏らしく、駅周辺は、ベッドタウンといった感じである。
王寺からは、各駅に停車する。
沿線は、人家はまばらで、青々とした田園が広がっていた。
列車が奈良駅に着くと、わたしたちは、列車から降り、改札に向かって歩いた。
途中にトイレがあるが、高架になっている駅構内が工事中で、仮設のものが設置されていた。
改札口を出ると、駅売りの国立博物館の入場券を購入して、駅舎の外へ出た。
現在の駅舎の隣には、あの有名な寺院風の造りの旧駅舎が保存されていた。
駅前に出ると、わたしたちは、奈良交通の市内循環線に乗車した。
均一運賃の路線バスで、関西圏では少数派の前乗り方式だった。
奈良交通のバスは、JR奈良駅前を出ると、市街地を通りぬけていった。
氷室神社前に着くと、バスを降り、目的の奈良国立博物館へ向かった。
博物館の前は、緑化された広場があり、鹿が放し飼いされていた。
博物館に着くと、早速入館した。
その博物館では、9月28日まで、特別展「西国三十三所-観音霊場の祈りと美-」が開催されている。
展示室に入ってみると、大きな千手観音像が眼に入ってきた。
彫りや造形の美しさにすっかり見とれてしまった。
と同時に、日ごろの憂さを忘れられる貴重な時間となった。
その千手観音は、京都の醍醐寺のものだという。
ほかにも、大小の千手観音立像や観音菩薩坐像などが多数並べられていた。
わたしは、中でも特に、中山寺の救世観音立像と、清水寺の千手観音坐像の美しさには、すっかり惹かれてしまった。
他には、上人の像や、寺院の縁起巻、絵巻、曼荼羅などが多数展示されていた。
どれも、長い年代を超えて、現在にも残る貴重なものばかりだった。
特別展を見た後は、ミュージアムレストランで昼食をとり、それから本館の常設展を見に入った。
ただし、それほど時間が残っていなかったので、ゆっくりと鑑賞することはできなかった。
そこには、大小の仏像が多数並べられていた。
日本国内のもののほか、中国などの仏像もあった。
本館の常設展を見て回った後、バス停へ行き、奈良交通のバスで、JR奈良駅へ向かった。
本当は、奈良の寺社も参拝したかったのだが、時間がなかったので、それで奈良をあとにすることにした。
奈良駅からは、15時19分発の3421K「大和路快速」に乗車した。
それは、221系の6両編成の列車で、わたしたちは、クハ221-37に乗車した。最後尾の車両である。
列車は、王寺まで各駅に停車し、王寺を出ると、大阪府に入り、久宝寺に停車した。
そして、天王寺、新今宮、弁天町、西九条に停車し、大阪に着くと、下車して、神戸線のホームへ向かった。
そして、予定よりも早い、16時15分発の新快速・姫路行きに乗車した。列車は、223系の12両編成で、わたしたちは、先頭のクハ222-2001に乗車した。
車内は、それほど混雑していなかった。
17時17分、新快速電車は、終点の姫路に到着した。
そこからは、18時5分発の山陽本線1333M普通列車に乗り換えである。
わたしたちは、早めに乗車ホームの乗車位置に並んでいたが、列車の入線時刻が近づくにつれて、後ろに人の列ができていた。
そして、発車の10分前後前に、ホームに入線してくると、すぐに乗車して、席をゲットした。
車内は、すぐに立ち客でいっぱいになった。
列車は115系の4両編成で、行き先は三原である。
姫路を出た列車は、英賀保、はりま勝原、網干、竜野、相生、有年、上郡の各駅に停車した。
上郡を出ると、次は、岡山県の三石である。
その県境の区間は、普段は、列車はガラ空きだが、その日は、18キップの利用者が多いのか、大混雑していた。
船坂峠のトンネルを抜けると、岡山県に入り、まもなく、三石駅に停車した。
三石を出た列車は、吉永、和気に停車し、熊山駅に着くと、下車して、帰路についた。

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