蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

光前寺 本坊客殿奥の庭園  駒ヶ根市赤穂

2013-08-06 23:32:50 | 古民家、庭園
本坊客殿は、山門の手前の右側に本堂とは別の格の高い空間を形造っていたようだ。


それが形成された年代は分かっていないが、客殿の手前にある流れに沿った石組もこのように苔に覆われ全体的な姿をつかみにくい。
そこには、年代の古そうな石組の迫力だけが漂っている感じである。


客殿奥にはこのような池庭が広がる。信州の山寺らしい澄んだ水を湛える池である。


本坊まえの池は、石組に松、そして石橋が風景に加わり、緊張感がぐっと増すところなのだが、どうも長年放置されてしまった結果として感激の少ない姿となってしまったように思う。
茂り過ぎた灌木や雑草をきちんと刈り込み、石組の姿を見せれば、実に充実した池庭になるようにも思うのだが。


庭の奥には、現在の石組に連続すると思われる石が残されている。
これについても、調査をすればそれなりの実りのある結果が得られそうに思うのだが。


奥の庭を、本坊の中より眺める。