蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

興禅寺  木曽福島

2013-08-01 22:36:07 | 古民家、庭園
興禅寺には、大きく分けて3つの庭がある。
一番有名なのは昭和の看雲庭だが、江戸期の万松庭、平成の昇龍の庭もそれぞれ見ごたえがある。


寺の一番外側にある昇龍の庭。


岡谷の作庭家、小口基身により平成11年に作庭された。


寺の裏手にある書院の前の万松庭。




江戸中期の金森宗和の作庭である。
しかし、庭にちゃんと近づけないので、見るべきアングルからの写真が撮れない。なんだか、よく分からない写真しか獲れなかった。


東洋一の広さを持つ枯山水の庭、看雲庭。
確かにスケールが大きく、全貌を一枚の画面に収めるのは難しい。




重森三玲により昭和38年に作庭された。幸いにして借景の山々は作庭当時の姿を保っている。


京都比叡山の白川砂を使用しているとの事。ここで月見をしたら、さぞや見事だろう。






さすが重森三玲。石組が、何かとても饒舌に感じられる。