花散る頃の甘泉園 新宿区 2008-04-08 21:46:18 | 古民家、庭園 桜の花が咲き出し、満開となり、盛も過ぎて、その間に2週間が過ぎた。花にだけ注目していたつもりはないのだが、ここ甘泉園はその間に驚くほど緑の色が深くなった。 入口の奥のピンク色は桃の樹だろうか。春本番の気配を伝えてくる。 池の周りも、新緑の緑が目に新しい。冬場には、心を慰めてくれる松が、新緑の爆発的なエネルギーを出さない古ぼけた存在に見えてきてしまう。 水ぬるむこの季節、光や水、そして空気さえもが、真冬の重々しい頃とはまるで違う気配を感じさせる。