ハンガリアン グラーシュ

すじ肉を1kgちょっと買い込んで、下処理をした。昨日は、すじ肉本来の持ち味に忠実な煮込みを作ったのだが、1kgの肉は、一回の食事では消費しきらない。
今日は、ぐっとスタイルを変えて、すじ肉を使ってハンガリアン　グラーシュを作ることにした。


まずは、タマネギ、ニンジンを微塵切りにして、よく炒めていく。昨日、散々煮込んだすじ肉の鍋をみると、表面に油の層が出来ている。この、味の滲み込んだヘットを使って、野菜を炒めることにした。
充分に炒めたら、赤ワイン、すじ肉、すじ肉の煮汁を入れて、20-30分煮込む。
そこへトマト、パプリカ、デミグラスソースを加えて、煮込む。
さらに、マッシュルーム、タマネギの薄切りを加えて、煮込む。
写真は、最終段階のもの。


なにしろハンガリーに行ったことはないので、本来どのようなものなのか、良く分っていないのだが、それなりに食欲を刺激するものが出来上がった。
辛くない唐辛子：パプリカを効かせているので、シチューのような、カレーのような、独特な味わいだ。


御飯にかけても、実にご機嫌だ。
トロッという感じに煮込んだすじ肉は、なかなかの役者である。