●『女子大生と学ぼう「慰安婦」問題』神戸女学院大学石川ゼミ編
「第26回戦争はいやや西区平和展」で神戸女学院大学石川康宏教授の「慰安婦」問題のお話を聞いて、ますます関心が強まっているときにこの本に出会いました。女子大生がなぜ「慰安婦」問題に取り組んでいるのかにまずビックリしました。内容は女子大生っぽく吹き出しに問題の一つひとつとして書き込み、読者によく考えてほしいと呼びかけている手法に感心し、好感が持てました。「慰安婦」問題の入門書、いやウンチクを知るためにもおすすめしたい1冊です。(門真市・65歳・男性)
読んでいて心が痛くなりました。あらためて強大な権力に対する、私たちの無力さというものを感じざるを得なかった。しかし同時に、やはりそれに対して負けたくないという想いも強くなってきた。官僚組織が自分たちの利益を優先させるのは、今に始まったことではないあ。そしてこれからも続くだろうけれど、それに対してボトムアップでそれを上回るような力になり、「真実」を伝え皆が愛にあふれて、幸せになれる社会を作っていきたいと、そんなことを改めて考えさせてくれた本でした。(神戸市・20歳・男性)
●『この国に生まれてよかったか』全大阪生活と健康を守る会連合会編
私は生健会の会員ではありませんが「守る会新聞」の読者です。広島でも各行政区に生健会がありますが、活動にアンバランスがあります。大生連傘下の各生健会が法律にも詳しく、毅然とした態度で奮闘されている姿は大したものです。広島市の各生健会はこの本を読んで参考にしていくことが必要だと感じました。