ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

決定版 / 日野皓正

2018年12月08日 | ジャズ

決定版 / 日野皓正 (1993)

中学生をビンタした事件で話題になったからという訳ではないが(笑)、久々に日野皓正を聴きたくなり、CDで”あの頃”のベスト盤を探す。すると同じような内容のベスト盤が装丁を変えていくつも出ているようだったので、大差ないやと酷いタイトルのこの盤を購入。あの事件では日野の暴力が問題になったが、当の中学生や家族が問題にしていないし、進行を無視してドラムを叩き続ければ怒られても仕方がない。むしろあの日野皓正を無視してスティックを奪われても手でソロを叩き続けたという中坊の勇気と心意気やヨシと喝采を送ったのは自分だけかな(←事実関係を押さえず適当に発言しています)。

閑話休題。日野皓正は小学校5年の時の学級担任M先生がよく聴いていて、アルバムを貸してもらったかなんかで好きになったんじゃなかったかな(←マセガキ)。もちろん当時はジャズやらフュージョンなんてよく分からず、ただただ曲がカッコイイと感じただけ。結局なけなしの小遣いをはたいて先生が持っていたアルバム「City Connection」(1979年発売・写真下左)の収録曲が入ったベスト盤、和田誠のイラスト・ジャケットのレコード「The Best」(写真下中)を購入して愛聴したのだった。

  

そのベストとほぼ同内容だったのが今回購入したベスト盤。収録曲は先述の「City Connection」と次作の「Daydream」(1980年発売・写真上右)を合わせた1979~80年頃の作品群。いやぁ、どの曲も久々に聴いたがやっぱりカッコイイ。小学生の頃にレコード盤が擦り切れるほど聴いたので体にも心にも沁みついている。後年になって好きになったジャズ・ファンクの要素もたっぷり。当時の作品テーマがどんなだったかは全然知らないが、日本人離れしたスマートさとラテンな曲群に痺れたのは今聴いても納得。なぜかこの時期(レーベルはFlying Disk)のベスト盤CDはジャケットなども酷いテキトーに作ったようなのしか見当たらないが、中身は最高。今見ると参加アーティストの面々もなかなか凄いし、間違いなく彼が一番注目された時期だったろう。上のオリジナル・アルバム2枚をリマスター盤(あるのかな?)で買おうかな。

amazonにて購入(¥654)

  • CD (1993/11/13)
  • Disc : 1
  • Label : ビクターエンタテインメント
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クリンゲン (3) @岐阜県岐阜市

2018年12月08日 | 岐阜県(岐阜)

この日の晩は知人宅に呼ばれて呑み会。もちろん手ぶらで行く訳にはいかないので何がいいかなと思案。知人はワインセラーを持ち、いつも上等なワインを惜しげもなく御馳走してくれるので、調理の手間を取らせずその場でもサッと出せるツマミということでハムを買っていこうと、仕事が終わってから岐阜市材木町のドイツハム・ソーセージの「クリンゲン」へ。数多並べられた中から、温めたり焼いたりする必要のないものを選んで少量づつカットしてもらう。自分が選んだラインナップを見て主人が「ワインですか?」と訊いてきたので、今晩のシチュエーションを説明すると「いいセレクトだと思います」とお墨付きをいただいた。

選んだのは「ツンゲンロートブルスト」(豚の血とタン)、「ベルリーナバオホ」(豚バラ肉のスモーク)、「ビアシンケン」(ピスタチオと角切りハム)、「コッホサラミ」(ガーリック)、「ジャーマンコンビーフ」、「レバーペースト」、それに「ピクルスアスピック」(ピクルスゼリー寄せ)(←全然覚えられないので渡す前に包みの記述をメモった・笑)。これにクラッカーを加えて持参した。こっちがゲストなので全て味を見た訳ではないが、少しだけつまませてもらう。当たり前だがどれも美味しくて安堵。でもしっかり食べたい欲求がムクムクと立ち上がってきたので、また自家用に買いに行かないと。(勘定は¥4,000程)

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この後の記事はこちら (4

 

ドイツデリカテッセン クリンゲン (KLINGEN)

岐阜県岐阜市西材木町26

 

( 岐阜 ぎふ クリンゲン 本格ドイツ製法 ハム・ソーセージ専門店 ドイツハム ドイツソーセージ 手作りハム 手作りソーセージ 岐阜県産 岐阜市景観賞 )

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