ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ひかり (3) @岐阜県恵那市

2021年09月16日 | 岐阜県(東濃・老舗)

酷暑を避けての早朝バイク・ツーリング。今回は山道を通って恵那方面へ。恵那峡方面から昼食に向かったのは恵那駅近くの食堂「ひかり」。NHKの朝の連続小説のモデルにもなったという大衆食堂だ。店に入るとこの店には珍しく、まだ先客無し。土間のテーブル席に腰掛ける。この日はここで食べると決めてきていなかったので、クリアファイルのメニューを吟味。便利な写真入りメニューだが、自分はどちらかというと想像で遊べる写真無しの方がいい。「カツ丼」と「冷やし中華」と迷って出した結論は「鉄板ナポリタン」。こちら創業の古い食堂であっても、当代の意向なのか毎月限定パスタを出すくらいのスパゲティー推し。麺には”淡路島の生パスタ”を使用しているのだとか。

しばらくして運ばれた「鉄板ナポリタン」は、鉄板から溢れんばかりに盛られている。玉子液は敷いてあるというより横から流し入れてあるかな。玉ねぎが沢山、他にピーマン、赤ウインナーが見える。グツグツいっているところへ早速フォークを差し入れる。くるくると巻き付けて口に運ぶと…、いわゆる市販のケチャップ味ではなくトマトソースっぽく、酸味が少なく甘さがある独特な味。スパゲティーはもちもちの食感。これは昭和レトロな装いをしているが、まごうかたなき令和(平成?)のスパゲティーだ。ちょっと想像と違う味だったけれど、旨い。途中に粉チーズとタバスコも少したらしてみたけれど、要らないかな。スパゲティーとシャクシャクの食感を残した玉ねぎを口に入れながら、たっぷりと絡まったソースを味わった。(勘定は¥880)

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↓ 行きがけに寄ったのは以前にも立ち寄った恵那市飯地にある「五毛座(旧・飯地公民館)」(昭和26年・1951・建造)。 地歌舞伎が盛んな岐阜県の東濃~中濃地方。こちらもそんなで残っている舞台のひとつ。全くの山道途中の小さな集落にあるのが驚き。登録有形文化財に指定されている。

 

 

↓ 同じ通り沿いにある一般住宅(建築詳細不明)。表から見ると何の変哲もない住宅だが、裏に回ると傾斜地に造られた木造3階建てと分かる。防火の観点から戦後は規制(田舎だから該当しないかも)されたので、戦前の建物かもしれない(未確認)。

 

 


 

 

和洋食めん処 お食事処 ひかり (ひかり食堂)

岐阜県恵那市大井町251

 

( 恵那 えな ひかり食堂 ひかり 大衆食堂 麺類食堂 洋食 イタリアン 鉄板スパ 鉄板スパゲティー 連続テレビ小説「半分、青い。」 つくし食堂 ごもうざ )


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