ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

山田かん食堂 @愛知県豊橋市 (※閉店)

2017年10月11日 | 愛知県(三河)

蒸し暑い中、豊橋の街中を歩き回り、駅に向かって帰路につく前に休憩したのは、駅前の賑やかな通りにある「山田かん食堂」。創業は昭和30年(1955)。あまりに暑いので、電車に乗る前に食堂で一杯やろうという算段。表と違って中は和風の造り(伝票にも「民芸調食堂」とあった)。小上がり席が3つ、テーブル席が4つ程。テーブル席に腰かけ品書きを眺める。つまみになりそうなものを探し、表の看板にも出ていた「若鶏磯あげ」とビールをおばちゃんにお願いした。店の中は遅い昼食を取る男性客が2名ほど。中休みが無いから使いやすいだろうナ。

手拭いで汗をふきふき待っていると、すぐにビールが運ばれた。小さな皿に柿の種が付いてきた。冷たいのをグビっと。あー、ウメーッ。テレビを見ながら待っていると単品で頼んだ「若鶏磯あげ」が登場。天ぷらのように衣がついて揚がっている。中は細く切ったモモ肉に海苔が巻いてある。これに辛子醤油を付けてパクッと。すぐにビールで追っかける。ひと口サイズでビールに合うこと間違いなし。付け合わせは千切りキャベツ、レタス、スパゲッティのマヨ和え、グレープフルーツ。食堂で呑むのってやっぱりいいなァ。それにしても「山田かん食堂」の”かん”って何?(※)(勘定は¥1,110)

※”かん”は主人の祖父の旅館「山田館」に由来するとのこと

※令和3年12月末を以って閉店されました

 


 

 ↓ 豊橋市内をブラブラと歩いていて気になった建物。「豊橋市公会堂」の斜め向かいにある「育英館」(建築詳細不明)。スクラッチタイル壁の看板建築(ちょっと違うか)。

 

↓ こちらは「豊橋市公会堂」の隣にある「CAFE わんぱく」(建築詳細不明)。これもよく分からないが屋根や軒裏、2階の窓枠などを見ると意外と古い建物なのかも。

↓ 「きく宗」の裏にある「岡本酒店」(建築詳細不明)。緑青が吹いた渋い酒造看板が並ぶ。左から「英勲」「大関」「白鶴」。

 

 ↓ 魚町にある仏具屋「中村屋」(建築詳細不明)◇ と、花園町にある呉服屋「田中屋」(建築詳細不明)

 

 


 

 

山田かん食堂

愛知県豊橋市広小路2-5-1

 

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コメント
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