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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

上野屋 @名古屋市西区・円頓寺

2017年03月10日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

アーケードの円頓寺本町商店街で前から気になっていた「中京元祖・とんやき」の赤い提灯。なぜか店先にウッドデッキのベランダが作ってある「上野屋」へ。創業は大正5年(1916)だとか。暖簾をくぐって店に入るとカウンター席とテーブル席が並ぶ意外と広い間取り。かなり賑わっていて、カウンターの中には主人が1人だけ。さっそく札に下がった品書きから「とんやき」「脂身」「きもやき」、それに燗酒を注文した(ちなみに札がひっくり返って赤字のものは品切れなのだとか)。「あいよ」と主人が焼き始める。自分の燗酒は主人がつけてくれたのだが、よく見ていると冷蔵庫から瓶ビールを取り出したり、生ビールサーバーを駆使しているのはなんと客自身。勝手知ったる客は、みな飲み物を自分で用意し、皿や料理を配膳するのも客同士(笑)。オヤジ愛されてるなァ。

焼きの終わった大振りな「とんやき」などが目の前のタレの入った大皿に置かれ、酒が用意された。酒の銘柄は「大関」かな。串は噛むごとに肉と濃いめのタレの旨味が口に溢れ、これを酒で流し込む幸せ。肉の鮮度も申し分なく、旨い。追加は「心臓」と「さがり」。今度は塩でお願いしてみた。しっかりとした食感の「さがり」と、鮮度の良い「心臓」もイイ。カウンターテーブルには市販の粉末ガーリックが用意されていたので、時々パッパと振りかけて風味を変えてみたりして楽しんだ。お酒をもう1本いきたかったが、この日はもう時間切れ。勘定をお願いして店を後にした。次は旨そうだったおでん(もちろん味噌)も食べてみたいなァ。(勘定は¥1,100)

 


 

↓ アーケードの改修工事が終わって照明が変わり、雰囲気がちょっとお洒落に変わった夜の円頓寺商店街。最初にアーケードが出来たのは昭和39年(1964)だとか。

 


 

上野屋

愛知県名古屋市西区那古野2-20-21

 

( 那古野 なごの えんどうじ うえのや 上野屋本店 うえのや本店 中京元祖 円頓寺商店街 円頓寺本町商店街 とんやき ホルモン 焼きとん 居酒屋 アーケード )


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