夜遅く錦通を歩いていた時に、もうしっかり呑んだけれど帰る前にもう少しだけ呑みたいなァと、怪しい青い光と提灯に誘われ地下街へ(写真下)。名古屋で最も古い地下街のひとつ、昭和32年(1957)に開業した「伏見地下街(長者町地下街、長者町横丁)」へ。かつては繊維関係の店が多く、だんだん廃れかけていた地下街だったが、近年多くの飲食店が次々と開店し、一躍人気が出ている全長300mほどの地下街。栄側から階段を降り、すぐのところにある「伏見立呑おお島」へ。
遅い時間だったがしっかりと客が入っていて、隙間を見つけてカウンターに立つ。カウンターの他にも酒ケースを利用したテーブルがいくつもあり大盛況。狭い店内でてきぱきと切り盛りしていたのは若い女性2人。まずは数多い酒の中から適当に「るみ子の酒」(三重)を注文。酒肴は沢山書き出されているが、お腹にはもうそんなに入らない。でも結局「ポテサラ」をお願いした(←喰うんかい)。
酒は単価も低いが量も少なく、小さく細いグラスに注いで渡される(100mlだとか)。久しぶりに呑む「るみ子の酒」だが味わうにはやはりもう少し量が欲しい。ただ色々試してみる向きにはちょうどいいのだろう。トロっとしたタイプのポテサラを箸に付け、チビチビとやる(だって酒は2口くらいで終わってしまうんだもの)。次に頼んだ酒は「来福」(茨城)。その位でタイムアップ。まだまだ客が入って来たので場所を譲って通路に出た。次は誰かを誘って色んなツマミを頼んでみたいナ。(勘定は¥800程)
伏見立呑おお島
愛知県名古屋市中区錦2-13-24 伏見地下街
( 伏見 ふしみ 錦 にしき 大島 おおしま ふしみたちのみおおしま 伏見地下街 伏見駅 長者町横丁 立ち飲み 立ち呑み あいちトリエンナーレ 閉店 廃業 )