ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Ska Madness! / Various Artists

2017年08月29日 | レゲエ・スカ

Ska Madness! / Various Artists (2010)

1970年代の後半にイギリスで一世を風靡したスペシャルズ(The Specials)やマッドネス(Madness)、ビート(The Beat)らに代表される2トーン・スカ。そうした面々がカヴァーしたレゲエやスカの元曲を集めたコンピレーションCD。副題も「20 Reggae Classics Which Inspired The Two Tone Revolution」と謳われている。カヴァーの元曲を探して聴くのが昔から大好きなので、こういう便利な編集盤はありがたい。とは言ってもここに収められている曲は有名曲ばかりなので何らかの形で既に聴いたことがあるものばかり。でも流して聴くにはもってこいのゴキゲンなCDだ。収録曲とアーティストは以下の通り(カッコ内はカヴァーしたアーティスト)。

01 Rudy, A Message To You - Dandy Livingstone (The Specials)     
02 Long Shot Kick De Bucket - The Pioneers (The Specials) 
03 (People Get Ready) Let's Do Rocksteady - Dandy (The Bodysnatchers)  
04 Jackpot - The Pioneers (The Beat)   
05 Carry Go Bring Come - Justin Hinds & The Dominoes (The Selecter)  
06 Skinhead Moonstomp - Symarip (The Specials)   
07 My Boy Lollipop (Rhythm From My Collie) - Millie (Bad Manners)
08 Rough Rider - Lloydie & The Lowbites  (The Beat)  
09 Monkey Man - The Maytals (The Specials)    
10 Liquidator - Harry J. All Stars (The Specials)    
11 Too Experimental - Jackie Edwards (The Bodysnatchers)   
12 Starvation - The Pioneers (Starvation)   
13 007 (Shanty Town) - Desmond Dekker & The Aces (The Bodysnatchers)  
14 Sea Cruise - Jackie Edwards (Rico)    
15 Time Hard (aka Every Day) - The Pioneers (The Selecter)   
16 Train To Skaville - The Ethiopians (The Selecter)   
17 Fattie Fattie - Clancy Eccles (Bad Manners)    
18 Can't Get Used To Losing You - Danny Ray (The Beat)   
19 Elizabethan Reggae - Boris Gardiner & The Love People (Bad Manners)   
20 Enjoy Yourself - Guy Lombardo (The Specials)

こうして聴くと、2トーン・スカのバンドはスピードこそアップしているものの、ほとんどがそのまんまコピーだったことが分かる。それでもあのクールなファッションに包まれた若い連中が、白人黒人混成バンドでムーヴメントを作ったのは痛快だった。嬉しかったのが12の「Starvation」が収録されていること。この曲はあのバンド・エイド時代に2トーンやUB40の連中が中心となって作られたチャリティー・シングル(写真下)で、はっきり言うと二番煎じであまり一般的な話題までにはならなかったと記憶するが、自分はしっかり12インチ・シングルを買って愛聴したので思い出深い曲だ。

amazonにて購入(¥375)

  • CD (2010/2/4)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Ume Imports
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トップフルーツ八百文 @名古屋市瑞穂区・桜山

2017年08月29日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

娘の用事に足として使われ、朝も早よから名古屋市の東部で途方に暮れる。朝食は済ませていなかったのでどこかで、と思っても普段モーニング・サービスはほとんど利用しないのでどこに行ったらいいか全然分からない。おまけに休日なので休みの店も多いだろう。かといって自分にはコンビニやファミレスという選択肢は全然無い。車を空いた道路の脇に寄せ、スマホを使って検索していたら”果物屋のモーニング”というのが引っ掛かった。そこがここ桜山の「トップフルーツ八百文」。近くの駐車場に車を停めて店の前まで歩いていくと…なんと大行列。時間はまだ朝の8時…。名前を書いて待つようになっていたのでとりあえず書き入れて待つ。普通ならなるべく行列は避けるのだが、この時間では他に行くあてもない。

店の方からフルーツの素晴らしい香りが漂う中、きっちり30分程待ってようやく店の中へ。店はごく普通の果物屋の隅にカウンターとテーブル席が2つある狭いスペースだが、かなり雑然としたカウンター周りが余計に狭く感じさせる(もう少し片付けようか・苦笑)。その中に店員は主人と(派手な帽子の)女将さんを含めて5人程。ここで好きなフルーツ・ジュースを注文するとモーニング・サービスが受けられるという仕組み(かき氷やパフェは昼近くになってからしか頼めない)。いろんなフルーツ・ジュースがあって迷ったが、旬の「白桃」を選んだ。しばらくして白桃のジュースとプレートが運ばれる。プレートにはカットされた苺、オレンジ、グレープフルーツ、バナナ、メロン、スイカ、トマト、それにゆで玉子、ジャムののったトースト、と盛り沢山。量は多くないが色々なフルーツが味わえて楽しい。肝心の白桃ジュースは意外と甘味が弱く今ひとつの満足度だったが、なかなか面白い朝食になった。次はかき氷かパフェを食べたいな(でもこのカウンターではちょっと…)。(勘定は¥580)

 トップフルーツ八百文

愛知県名古屋市瑞穂区汐路町1-5

 

( 名古屋 なごや 桜山 さくらやま 瑞穂区役所 やおぶん 八百文 フルーツショップ フルーツの匠 フルーツアドバイザー かき氷 フルーツパフェ モーニングサービス )

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