ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

林屋茶舗 @岐阜県岐阜市

2017年08月18日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

ゲンゴロウさんのブログで教えていただいた岐阜市の「林屋茶舗」へ。店は市役所のすぐ近くにあり、過去にも何度か行き来していて、店頭に並べられた陶器を手に取ったこともあったが、こちらが夏にかき氷をやっているとは全然知らなかった。盛夏の強い日差しのもと店へ歩く。直接日差しに当たるところに居ると溶けてしまいそう。おまけにこの日は湿度も高く、拭っても拭ってもすぐに汗が垂れてきて、いつも身に着けている日本手拭いも手放せない。店の中に入ると冷たいお茶を飲んでいる先客が。少々雑多な店内は茶器などで溢れかえっている。女将さんに「かき氷(宇治金時)」をお願いして隅にある大きな木テーブルに相席させてもらった。素晴らしいお茶の香りの中でかき氷を待つ。これから氷を食べる身にとっては店内の冷房があまり効いていないのも一興。

しばらくして女将さんが「今日は暑いから氷が溶けちゃうわ」と言いながら宇治金時のかき氷を持って来てくれた。とても濃い緑色の蜜には小豆の粒がのぞいており、練乳も混ざっている。「甘過ぎたら氷を足しますので言ってくださいね」と女将さん。木の匙を入れ冷たい最初の一口を口の中へ。うん、流石にお茶屋だけあって濃いお茶の香りと苦味が素晴らしい。確かに最初は蜜がかなり甘く感じるが、だんだん下の氷と馴染んでくるといい感じに。氷は最近流行りのほどではないもののふわふわの食感で、木の匙でしっかりと蜜をかき混ぜて一気にいただいた。だんだん体の中からクールダウン。後から女将さんが持って来て下さった梅昆布茶をいただいてから勘定してもらった。こりゃ、いい。また行こう。ゲンゴロウさんの以前の記事を読み返していたら、外の品書きに「特選宇治氷(最上級のお濃茶使用)¥1,000」とある。どんなのか気になるけど今もあるのかな。今度はお茶も買ってみようかな。(勘定は¥500)

この後の記事はこちら

 

林屋茶舗

岐阜県岐阜市神田町1-10-2

 

( 岐阜 ぎふ 林屋 はやしやちゃほ はやしや茶舗 かき氷 カキ氷 かきごおり 宇治金時 抹茶 )

コメント (2)
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