河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

2010年を振り返って

2010-12-31 | 大学
2010年で一番大きな変化は4月に研究科長に就任したことだった。
大学で学部長や研究科長の役職に就くと、出席しなければならない会議の数が半端でなく、書かなくてはならない書類もたくさんある。
予算の管理はもともと研究所の予算管理をしているのでその延長線上であまり変化はなかった。

ちょうど3月でリハ学会の編集委員を辞めたので、編集委員としての仕事が減ったのと研究科長としての仕事が増えたのが相殺して、トータルでは仕事量は昨年と変わらずと言ったところであった。
相変わらず忙しい1年だった。

大学全体としては大学基準協会の2回目の審査もパスしてほっと一息というところであった。
来年度からは大役を終えた学長が交代するので、大学の雰囲気もかなり変わるのではないだろうか。
藤田学長、長い間どうもお疲れ様でした。

研究の方は雑務に追われて十分に取り組めなかったが、新しい解析ソフトを導入したことで動作解析の面では進展があった。
様々な動作の筋張力や靱帯のストレスが比較的簡単に出せるようになった。
また、従来のバイオメカ的な手法のみでは限界があることにも気づかされた。

加納教授と一緒に進めている基礎研究は3月に特許も出願し、一定の成果を出せたと思うが、まだ肝心の論文投稿はできていないし、特許も最後の詰めが残っている。
これは年明け早々取り組まなければならない最重要案件である。

長年の課題であったホームページによる情報発信も、手軽に更新ができるJimdoというサイトのおかげで何とか形が整った。
ブログでぼやくだけでなく、まとまった情報発信の基礎ができた。

こうして振り返ると、わずかではあるが着実に前進できた1年だったように思う。

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