本日は加納先生と一緒に、温熱電気刺激培養実験を行った。
この実験は加納先生が開発した物理刺激高感受性培養神経細胞に温熱刺激と電気刺激を同時に行って、その効果を見る実験である。
温熱刺激と電気刺激をそれぞれ単独に負荷する実験は既に行っており、以下のような結論を得ていた。
熱ショックによる神経突起形成
44℃で10分加温で非常に高い神経突起の形成
44℃の30分にしたところ多くの細胞はアポトーシス
電気刺激による神経突起形成
100mAで30分通電で非常に高い神経突起の形成
100mAで60分にしたところ多くの細胞はアポトーシス
この結果は人体に応用するとそれぞれが過大な負荷で苦痛を生じるものである。
44℃で10分加温というのは熱すぎて苦痛だし、100mAで30分通電というのも痛くて耐えられる刺激ではない。
そこで、両者を併用すれば快適な刺激条件になるのではないかと考えた。
すなわち実現可能な40℃の温熱で10mA15分の通電で効果が得られるのであれば理想的である。
それで、今回の実験となったわけである。
恒温槽は40℃に保ち、神経細胞にNicolet Viking IV筋電計を用いて10mAと100mAの電気刺激を行った。
電気刺激はSEPの設定で1msのdurationの矩形波を10Hzで負荷した。
15分の刺激であるから9000発の刺激を加えたことになる。
今回の実験の結果は1週間後に判明する。
仮説通りの結果が出ると嬉しいのだが。
もし、仮説通りなら、膝や腰の痛い人は40℃の電気風呂に15分くらいつかれば痛んだ神経が修復されて痛みが和らぐということが言えるかもしれない。
この実験は加納先生が開発した物理刺激高感受性培養神経細胞に温熱刺激と電気刺激を同時に行って、その効果を見る実験である。
温熱刺激と電気刺激をそれぞれ単独に負荷する実験は既に行っており、以下のような結論を得ていた。
熱ショックによる神経突起形成
44℃で10分加温で非常に高い神経突起の形成
44℃の30分にしたところ多くの細胞はアポトーシス
電気刺激による神経突起形成
100mAで30分通電で非常に高い神経突起の形成
100mAで60分にしたところ多くの細胞はアポトーシス
この結果は人体に応用するとそれぞれが過大な負荷で苦痛を生じるものである。
44℃で10分加温というのは熱すぎて苦痛だし、100mAで30分通電というのも痛くて耐えられる刺激ではない。
そこで、両者を併用すれば快適な刺激条件になるのではないかと考えた。
すなわち実現可能な40℃の温熱で10mA15分の通電で効果が得られるのであれば理想的である。
それで、今回の実験となったわけである。
恒温槽は40℃に保ち、神経細胞にNicolet Viking IV筋電計を用いて10mAと100mAの電気刺激を行った。
電気刺激はSEPの設定で1msのdurationの矩形波を10Hzで負荷した。
15分の刺激であるから9000発の刺激を加えたことになる。
今回の実験の結果は1週間後に判明する。
仮説通りの結果が出ると嬉しいのだが。
もし、仮説通りなら、膝や腰の痛い人は40℃の電気風呂に15分くらいつかれば痛んだ神経が修復されて痛みが和らぐということが言えるかもしれない。
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